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Photo by Jamie McCarthy/Getty Images

11月17日に発売された米国のバラク・オバマ前大統領の回顧録「A Promised Land」は、発売初日に空前の売れ行きを達成し、現代の大統領の回顧録としては史上最大のベストセラーになる見通しだとAP通信が伝えた。

オバマの書籍はオーディオブックや電子版を含めると、発売初日に米国とカナダで89万部近い売上を記録した。この数字は、出版業界のビッグ5の1社であるペンギン・ランダムハウスから出版された書籍の、発売後24時間の最高記録とされている。

AP通信によると、オバマの回顧録「A Promised Land」の売上は、ビル・クリントン元大統領の「マイ・ライフ」と、ジョージ・W・ブッシュ元大統領の「ディシジョン・ポイント」の数倍に達している。クリントンとブッシュの回顧録の初日の売上は、それぞれ約40万部と、約22万部だった。

元ホワイトハウスの住人の中で、オバマに匹敵する記録を達成した唯一の人物は、前大統領婦人のミシェル・オバマで、彼女の著作である「Becoming(邦題:マイ・ストーリー)」は発売初日に72万5000部を記録していた。

オバマの回顧録の出版元の、ペンギン・ランダムハウス傘下のクラウンのデビッド・ドレイクはAP通信の取材に、「初日のセールスに感激した。このデータは、読者がオバマ前大統領の作品をいかに待ち望んでいたかを示している」と述べた。

「A Promised Land」はオバマの4冊目の著書で、768ページからなる長編だが、「2冊で構成される回顧録の前編」とされており、後編の発売時期はアナウンスされていない。

オバマは、イリノイ州の州議会議員になる前の1995年に1冊目の著作「Dreams From My Father」を出版し、2006年の「The Audacity of Hope(邦題:合衆国再生)」でアフリカ系米国人として史上初の大統領を目指す意気込みを語っていた。

彼はまた、2010年には子供向けの絵本「Of Thee I Sing(邦題:きみたちに おくるうた――むすめたちへの手紙)」を発売し、「最愛の娘たちにむけてこの絵本を書いた」と述べていた。

編集=上田裕資

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