マネー

2020.11.25

【11月第3週資金調達まとめ】Arent10億円の資金調達


WARC


調達額:3億円
調達先:STRIVE / イーストベンチャーズ / マネーフォワード / 他個人投資家から調達
備考:マネーフォワードとは資本業務提携

2017年に設立され、スタートアップ支援事業を展開するスタートアップ。

主に、スタートアップ立ち上げに関わるコンサルティングサービス、M&Aアドバイザリーサービス、タレントエージェンシーサービス、スタートアップ投資を行う。

共同創業者である山本彰彦氏と石倉壱彦氏は、共にKPMGあずさ監査法人出身で、CFOとしてスタートアップを創業期からエグジットさせた経験をもつ。

同社の主な事業内容は、スタートアップの支援。

エグジット経験を持つ2人の創業者を筆頭に、元HRスタートアップのCOOやベンチャー特化の転職エージェントの責任者など、各領域で経験を積んだ人材が集まっており、経営課題の解決や、コーポレート領域を中心にハンズオンでの支援を実施する。

シード期から、レイター期までに渡り成長フェーズに合わせて支援を行うことができる企業は少なく、同社の強みにもなっている。

また、スタートアップへの投資も進めており、これまでに「FUND BOARD」運営のKeppleなどへの投資を行なっている。

2020年11月には、マネーフォワード、STRIVE、East Ventures、個人投資家等を引受先とする第三者割当増資により、総額約3億円の資金調達を実施。

今回調達した資金は、管理部門特化型の転職サービス「SYNCA」の開発および成長企業支援のための体制強化に投資する方針だ。

ラウンズ


調達額:5000万円
調達先:KVP / XTech Ventures / 日本スタートアップ支援協会
備考:シードラウンド / 日本スタートアップ支援協会は日本スタートアップ支援1号ファンドを通じて出資

リモートでも隣に座っているようにやりとりできるビジネス専用のボイスチャットツール「roundz」を提供するスタートアップ。

「roundz」は、チャットより具体的な話がしたいがWeb会議をするまでもないような、”ちょっとした会話”を気軽に行うことができる点が特徴である。

カメラを利用しないことでプライバシーに配慮しており、カレンダーの予定から相手のステータスを自動で表示することで、安心して話しかけることのできる環境を構築している。

キーボードを押すと話せるボイスチャット機能や、画面共有機能も搭載。テレワークにおけるコミュニケーションストレスの解決を目指している。

2020年11月には、XTech Ventures、KVP、日本スタートアップ支援協会を引受先として第三者割当増資を実施。約5000万円を調達した。

調達した資金は「roundz」のサービス強化のための機能開発・人材採用等に充当する予定だ。
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文=STARTUP DB

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