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ゴールドマン・サックスが、最新の音楽売上リポートを発表した。その主役を演じているのはストリーミングサービスだ。

同リポートの予測によれば、音楽業界の売上は2030年までにおよそ2倍に増加し、2019年の770億ドルをはるかに上回る1420億ドル前後に達するという。また、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行に伴うロックダウンにより、音楽ストリーミングへの移行が加速している。

ストリーミング・カテゴリーの現在の売上は、ドレイク、ケンドリック・ラマー、ザ・ウィークエンド、ミーゴス、カーディ・BといったR&Bやヒップホップの人気アーティストが大部分を占めている。音楽パブリッシャーやレーベルも、台頭するストリーミングから大きな利益を得る立場にいる。そうしたストリーミングの成長の牽引役となっているのは、最大のユーザー層である黒人のリスナーだ。

知っておくべきデータ


ニュースサイト「カルチャーバンクス」によれば、ストリーミング市場が力を増すのに伴い、料金も上昇する可能性があるという。例えば、ある標準的な音楽ストリーミングのサブスクリプションサービスの料金は、ここ10年のあいだ9.99ドルで変わっていないが、その数字が変わる可能性があるというのだ。

ゴールドマン・サックスのリポートによれば、2030年までに、スマートフォンユーザーの推定21%がストリーミングサブスクリプションに料金を支払うようになるという。その原動力のひとつが、新たなストリーミングプラットフォームやデバイスの増加だが、同リポートには特に次のように書かれている。「ロックダウン中に生まれた習慣、例えばソーシャルメディアへの依存や、オールディーズの再発見などが、オンラインへの移行を加速し、全世界の音楽売上を新たな高みに押し上げようとしている」

最も消費額の大きいジャンルがR&Bやヒップホップだ。ゴールドマン・サックスによれば、ライブ音楽、音楽出版(楽曲の著作権管理やプロモーション等)、録音楽曲の2017年の売上は、それぞれ260億ドル、60億ドル、300億ドルだった。2030年までに最も売上を伸ばすのは録音楽曲で、800億ドルに達すると同社は予測している。

音楽業界に関するニールセンの2018年の年次中間リポートを見るかぎりでは、録音楽曲のなかでも、ストリーミング・カテゴリーに分類されるものが最も大きく成長すると予想されている。リポートによれば、オンデマンドやストリーミングを含む音楽全体の売上は、2018年上半期に前年比で18.4%増加した。

翻訳=梅田智世/ガリレオ

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