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テイラースウィフト(Photo by Roy Rochlin/FilmMagic)

テイラー・スウィフトは11月17日、彼女の初期の楽曲の原盤権が、彼女の同意なしに投資ファンドに売却されていたことを認めた。スウィフトの音源が第3者の手に渡るのは、過去2年間で2回目となる。

スウィフトは昨年6月、過去のアルバムの原盤権を著名音楽マネージャーの、スクーター・ブラウンが運営するファンド「イサカ・ホールディングス」に買収されていた。その後、彼女は楽曲の権利を自身の手に取り戻そうと奮闘してきたが、その希望が再び打ち砕かれたかたちだ。

このニュースを最初に報じたヴァラエティによると、「シャムロック・ホールディングス」という名の投資ファンドが、スクーター・ブラウンに3億ドル(約312億円)以上を支払い、スウィフトの初期の作品の権利を入手したという。

スウィフトの声明によると、彼女は当初、シャムロックが権利を購入したことを歓迎していたという。しかし、今後もスクーター・ブラウンたちが彼女のマスター音源から金銭的報酬を受け取り続けることを知って、「これでは話にならない」と感じたという。

スウィフトはさらに、シャムロック宛てに送った文章をSNSで公開した。そこには、彼女が既に過去の楽曲の再レコーディングを進めており、その結果、「あなた方(シャムロック)が投資したカタログの価値は低下する」との記述があった。

ジャスティン・ビーバーやアリアナ・グランデ、カニエ・ウェストのマネージャーを務める音楽マネージャーのブラウンは、スウィフトが2018年まで所属していたビッグマシン・レコードを3億ドルで買収し、初期の6枚のアルバムの原盤権を手に入れていた。

スウィフトは、ブラウンの行為を強く非難し、権利を取り戻すための動きを進めているが、ブラウン側は、彼らに有利な文言を盛り込んだNDA(機密保持契約書)に彼女がサインしない限り、交渉には応じないと述べている。

その後、今年9月にスウィフトの戦いに、「意外な援軍」が名乗りをあげていた。それは彼女と長年、犬猿の仲だったカニエ・ウェストだ。ウェストもここ最近、アーティストが楽曲の原盤権を所有しづらい音楽業界の現状について不満をぶちまけており、ツイッターで「スウィフトの戦いを支援したい」と発言した。

編集=上田裕資

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