挑戦する人と挑戦する企業をつなぐ、Forbes JAPAN 初の採用ブランディング

大企業の新規事業。

それらは華々しくリリースされ、業界や社会にインパクトを与える。「新規事業は選ばれたものにしか任されない」と言われるのもうなずける。

しかし新規事業チームの姿、かたちを具体的に想像できる人はどれだけいるだろう?リーダーは部下たちをどのように指導しプロジェクトを成功へと導くのか。

その一つの答えを、不動産開発から果敢に事業領域を広げ、確かな成果を残してきたコスモスイニシアに探りたい。

職住近接型のレンタルオフィス「MID POINT」、駐車場の頭上につくる上空活用ソリューション「SOLA CUBE」。そして2020年7月に茨城県・笠間市でオープンし、たった3ヶ月間で宿泊目標数の約150%を達成するほど予約が殺到しているグランピング施設「ETOWA KASAMA」。

このストーリーの主人公は、R&D部門新規事業推進一課のマネージャー・清水裕久。本記事ではコスモスイニシアの新規事業と、清水のマネジメント論について迫っていく。

「社会のニーズの考察」と「社会的な意義」。新規事業に大切な2つのこと


新型コロナウイルスの影響によりアウトドア需要が増えたのに加え、プロモーション戦略が成功したグランピング施設「ETOWA KASAMA」。連日メディアに取り上げられている。事業立ち上げの経緯について清水はこう語った。

「地方には魅力がたくさんあります。ただ知ってもらうきっかけが少ない。だからETOWAが架け橋となり、茨城県や笠間市の魅力に気づく人が増えたらなと。笠間に毎年行くようになって、移住する人が増えたら、茨城県全体が活気づくと思うんです」

新規事業といえば、まず成果や数字の目標が出てくると思いきや意外な答えだった。「地方の魅力を広めるため」そんな社会的な意義を清水は熱く語る。

新型コロナウイルスにより、不動産業界全体の潮目が大きく変わっている今、都心の一極集中の流れは急転。

企業は地方にサテライトオフィスを構えたり、リモートワークを推進してオフィスを解約したりする。個人単位でも、地方移住や二拠点生活を始めた人が増えている。R&D部門として、今後の不動産のあり方はどう変わっていくと考えているのか。

「高度経済成長の頃は新たに建てるだけで世間のニーズに応えられました。でも時代は大きく変わった。少子高齢化や空き家問題もあり、『こんなに建物が必要か?』と首をひねる状況。

今後は不動産をどう活かすか、どんなサービスと組み合わせるかが大事になります。『どういうものが世の中に必要とされているのか?』『世の中の向かう方向を、不動産という領域でどう実現していくか』、その社会的なニーズと意義を深く掘り下げていかなくてはいけません」

だからこそコスモスイニシアでは、ニーズに対する考察を徹底的に深化させることに最も労力を割くという。

「例えば私たちが着目したのは、働き方が多様化する昨今の“余暇時間”と“コト消費”。余暇を週末ではなく17時以降と捉え直し、平日終業後のプチ旅行先として20代後半〜30代の女性グループ向けに立ち上げたのが、ETOWAでした。

お客さまへ提供する価値について、自分たちの仮説が信じるに足ると言えるまで余すところなくディスカッションをする。その上で事業として成り立つか。顧客価値x事業構造の掛け算で精度を高めるんです」

これこそが、同社の新規事業成功の秘訣なのだ。

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部下、という言葉は嫌い。「仲間」として一緒に成果を出す


ベストマネージャー賞。

数多くの優秀なマネージャーの中から、たった2名に授与される栄えある賞を清水が受賞したのは2019年。彼が1番大事にしていることは「メンバーを通して成果を出すこと」だ。

「部下、という言葉は好きではありません。『仲間』としてメンバーと協力したい。メンバーがリーダー、僕はサポートに徹し、事業領域を広げる挑戦と成果を追い求めてきました」

「マネージャー清水」は、新規事業の困難さを苦笑しながら語る。

「新規事業は、本当に泥臭いんですよ。すでに大きくなった既存事業はオペレーションが整っています。当社の場合、事業用地の仕入れや販売、商品企画など、最適な役割と最適な人材が適材適所で活躍しています。一方、新規事業の立ち上げでは、一から全てを構築しなければいけません。

新規事業は1勝9敗の世界です。順調に進むことの方が少ない。でもそれを2勝8敗、4勝6敗まで持ち込むのが、僕らの使命であり腕の見せ所です」

未開拓の事業領域で成果を残すことは並大抵のことではない、だからこそメンバーにはそれぞれ得意なことを任せる。これが新規事業のマネージャーとしての定石のように思える。

しかし清水はその真逆をいく。「あえて不慣れなことを任せる」というのだ。

「メンバーが確実に達成できる目標は設定しません。まだトライしていないこと、苦手を克服できるような仕事を任せます。やったことのある仕事ばかり任せていると、未知との遭遇に弱い人になるからです。新規事業は予想だにしない困難の連続。メンバーの可能性を引き出して、困難な状況を乗り越える力を養うんです」

メンバーが身の丈を超える目標を達成するため、清水は任せるだけではない。事業立案のアドバイスをするのは勿論、精神面のサポートも熱心に行う。

「新規事業は上手くいかず、うちのめされることも多い。だから『夢』と『勇気』と『機会』を提供します。目の前の思い通りにいかない業務ばかりに意識が向かうこともあるから、メンバーに夢を語ります。目指すビジョンを明確に語りかけます。

次に勇気。『今は苦しいけど、明日は絶対良くなる!』と、精神論も言います(笑)。心のサポートも時には不可欠ですから。

最後は機会。成長する機会を提供する。そしてその理由は『きみに期待しているから』だと明確に伝えます。この3つをメンバーに投げかけるのは部門としてもすごく大事にしていますね」

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お客さまに喜ばれる感動を、メンバーにも味わって欲しいから


徹底してメンバーを通して成果を出そうとするのは、理由がある。

「お客さまから喜ばれる感動を、メンバーにも味わって欲しい」

この想いに強く影響している原体験がある。清水が、入社6年目、建築部門でマンションの建築担当を担っていた頃だ。

当時、清水が考えた新しい物件のプランがあった。「子供の成長や家族の変化に応じて間取りを変えられる家」だ。

しかし販売の部署に提案すると「特殊なプランだ。売れるか分からない」と率直な意見を告げられる。

それでも、確実に喜ぶ親子がいると信じていた清水は交渉を重ねる。その結果、80戸あるうち、間取り1タイプのみ清水のプランが反映された。販売部署の予想通り、購入されるまで時間はかかったが、ある家族が買ってくれたのだ。

「住宅を購入する決め手の多くは、価格や立地です。でも、そのお客さまはこう言ってくれました。

『この間取りに住みたかったから、私たちは購入したんです』

私が考えたこの部屋にしかない価値に、お客さまも価値を感じてくれた、笑顔で喜んでくれた。すごく嬉しかったです。感動に包まれるとはああいうことを言うんですね。

以来、お客さまに喜んでもらうことのプライオリティは何よりも高くなりました。今携わっている新規事業は、産みの強い苦しみがあるがゆえに世の中にデビューした時の嬉しさはひとしお。

実際に多くのお客さまが喜んでくださる姿を見る瞬間には、それまでの苦労が文字通り『吹き飛ぶ』んです。私はメンバーにその感動を味わって欲しくて」

メンバーの「やりたい」を引き出し、応援する


今後もR&D部門は「都市環境」を基点に、未知なる事業領域へ果敢に踏み出していく。

これからの展望を質問すると、清水の口からまず先に出たのは「どんな事業を」より「メンバーとの関わり」についてだった。

「新規事業に配属された時は、自分が中心になって周りを引っ張っていきたいと思っていました。マネージャーとなった当初も成果への最短距離を意識すると、自分がやった方が早いと考えていたこともありました。

しかしそれでは、自分がパンクする上にメンバーが育たない。だから私はメンバーの『やりたい』『こうなりたい』を会話を通して引き出し、実現を応援し、導いていきたいなと。

メンバーが歯を食いしばって頑張る、僕はそれを支え、みんなで一つの成果を出す。そういうチームでありたいと思っています」

“メンバーを通して成果を出す”。マネージャーのこだわりを押し付けない。はたまた成果を出すため効率性のみを追求するのではない。

顧客の感動をひたむきに想像し、仲間と喜びを純粋に共有しようとする真摯なマネージャーの姿がそこにはあった。コスモスイニシアの“勝率”は今後ますます上がっていくだろう。

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