TheElecはさらに、来年のiPhoneの5G通信性能が今年のモデルより向上すると述べている。今年のiPhone12に搭載された5Gモデムは、省電力性能に優れたクアルコムのSnapdragon X60ではなくSnapdragon X55だ。
しかし、10月末に開示された資料で、来年のiPhone 13シリーズには、最新の5GモデムのX60が搭載されることが確認された。今年のiPhone12の5Gモデムは消費電力が多く、バッテリーの持ちの悪さにつながるだけでなく、米国以外の国では通信速度の速い、ミリ波の5G通信に対応出来ていない。
しかし、X60を搭載するiPhone 13シリーズは、バッテリーの持ちを改善すると同時に、世界でミリ波の5G通信に対応することになる。
iPhone 13シリーズのメリットは他にもある。それは、ストレージ容量を約2倍に拡大し、ノッチの面積を縮小し、ディスプレイ内蔵型のTouch IDと、Face IDを併用することで、セキュリティ強度を大幅に高めることだ。
ここまで述べてきたポイントから、来年のiPhone 13シリーズが、今年のiPhone12を大幅に上回る性能の端末になることは確実だ。