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iPhone 12シリーズが妥協したポイントとは?(Image by Ming Yeung/Getty Images)

アップルが10月に発表したiPhone 12シリーズは、数多くの妥協を重ねたプロダクトとなったが、順調なセールスを記録している模様だ。しかし、まだ購入を決めかねている人は、来年まで待つべきかもしれない。

信頼度の高い韓国メディアのThe Elecは、来年のiPhone 13シリーズが、今年の最新モデルの2つの難点を克服する見通しだと伝えている。難点の一つは、ディスプレイのリフレッシュレートの低さであり、もう一つはバッテリーの持ちの悪さだ。

これらの2つの難点は、最新モデルに搭載されたバッテリー容量が縮小されたことから生じている。しかし、アップルは来年の端末のバッテリー容量を増やすのではなく、よりスマートなディスプレイを搭載することで、問題に対処する見通しだ。

TheElecによると、韓国のLGディスプレイが、来年のiPhone向けのディスプレイの増産体制を整えようとしているという。アップルは、省電力性能に優れたLTPOを用いたOLEDディスプレイを2021年のiPhoneに搭載する計画で、その生産をLGが担うという。

LTPOは「Low Temperature Polycrystalline Oxide」(低温多結晶酸化物)の略称で、低温ポリシリコン(LTPS)とリーク電流の少ないTFTを組み合わせることで、「ディスプレイの書き換え」にかかる消費電力を抑え、モバイル機器の消費電力を大幅に削減するテクノロジーとして注目されている。

TheElecによると、LGは来年までに、LTPOディスプレイの増産体制を整えるという。

アップルは今年のiPhone 12シリーズに当初、画面のリフレッシュノートが120Hzの高機能ディスプレイを搭載する予定だったが、消費電力が大きすぎるため、それを見送っていた。しかし、LTPOの増産体制が整えば、来年のモデルには新型ディスプレイを搭載できることになる。

つまり、来年のiPhone 13や13 Pro、Pro Maxは全て、120Hzディスプレイを搭載することになる。

編集=上田裕資

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