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写真左:福島孝徳 写真右:林屋克三郎 撮影協力:銀座聖藍 絵:田崎広助作『芦ノ湖の朱富士』

これまでに手がけた症例数は2万7,000件以上。「神の手をもつ男」と称される脳神経外科医である福島孝徳が現れたのは、待ち合わせの時間から10分が過ぎたころだった。聞けばこの日も、直前まで難しい手術を手がけていたという。「本物の医療」を求めるビジネスパーソンの思いに応える銀座メディカルクラブの林屋克三郎との対談はこうして始まった。


福島孝徳(以下、福島):今日は朝から東京・丸の内で8人の患者さんの外来をして、そのあと新幹線で福島県に行って手術を2件済ませてきました。基本的に、朝起きてから寝るまで一切休みません。お正月以外は1日も休暇を取ることなく、患者さんに尽くしています。

林屋克三郎(以下、林屋):私が運営する銀座メディカルクラブでは、世界最高水準の医療技術を持ち、臨床数・経験数で他を圧倒する「スーパードクター」の方々にご協力いただいています。なかでも、福島先生の脳神経外科手術の技術力の高さは群を抜いています。

福島:私は40代半ばまでに、「鍵穴手術(キーホールオペレーション)」という手技を確立しました。これは、頭部に小さな穴を開け、顕微鏡を使って患部を切除・縫合する術式です。開頭の範囲を最小限にとどめることで、患者さんの身体的な負担やリスクを軽減できます。「髄膜種」「聴神経腫瘍」「下垂体腫瘍」や、神経血管減圧術といわれる脳神経外科治療が必要な「三叉神経痛」「顔面けいれん」など、様々な疾患に対して再発するリスクのない手術を行っています。

林屋:先生のモットーは「すべてを患者さんのために」ですね。

福島:私の父は明治神宮の宮司で、子どものころから厳しく育てられました。父の口癖は、「世のため人のために働きなさい」。お金のために働く人は必ず失敗すると。

林屋:患者さんに対する先生の真摯な姿勢は、症例数にも表れています。

福島:1年のうち7カ月をアメリカ、5カ月を日本で過ごしていますが、アメリカの一般的な脳外科医の場合、年間に手がける手術は100件ほど。30歳で一人前になって、65まで第一線で活躍したとしても合計3,000から4,000件です。一方、私がこれまで手がけた脳神経外科手術は2万7,000件以上で、脳神経外科頭蓋底腫瘍手術は1万6,000件以上と世界一です。患者さんを1回の手術で救う「手術一発全治」をモットーに、1人でも多くの患者さんを治療しようと日々、世界中を駆け回りながら全力を尽くしています。

林屋:脳の病気には、脳腫瘍だけでいま136種類あるそうですね。そして、それらすべてを熟知しているのは福島先生だけだとお聞きしています。

福島:おっしゃる通りです。日本の医学界はいまだに研究論文が重視され、臨床実績がなかなか評価に直結しないというのが現実です。大学病院の教授になっても、時間の6割を研究論文、3割を教育に当てるので、患者さんのために費やすのはわずか1割です。その結果、日本には世界に通用する名医が少ないのです。さらに脳の場合、日本は脳卒中が多いので脳血管や血管内のカテーテル治療が上手な方は多いのですが、脳腫瘍を扱える人はほとんどいません。

林屋:福島先生は、若い頃から世界一を目指しておられました。

福島:世界一の脳外科医になることを人生の目標に掲げ、そのための努力は人一倍しました。私は、本当の医師とは患者さんを治せる医師だと信じています。そのため、世界中で名医や達人と呼ばれる方々に直接お会いしては、その技術をこの目で確かめ、良いと判断したものはすぐに治療に取り入れながら腕を磨いてきたのです。

林屋:本物の医療を提供するために、福島先生は手術の技術を磨くのはもちろん、400種類以上の脳外科手術用品の開発も手がけてこられました。

福島:脳腫瘍の頭蓋底手術は技術と実績に加えて、手術に最適な道具がないとできません。私は日本全国13カ所の病院に出向いて手術を手がけるので、必要な道具はすべてスーツケースに詰めて持ち歩いています。私が使うピンセットは、先端の細さが0.1㎜、0.15㎜、0.2㎜……と、0.05㎜単位でそろっています。長さもショート、ミディアム、ロング、ロングロング、トリプルロングと5種類あって、患部の状況に応じて瞬時に使い分けるのです。

林屋:まさに、神の手をもつ先生だからこそなせる業ですね。

名医や達人の診断が健康維持の要


福島:人生でいちばん大事なものは健康です。私はいま78歳ですが、朝から晩まで仕事で動き回ることが私の健康法の一つです。もちろん、食事にも気をつけています。おいしいものをいただくのは年に2、3回ですね。普段は朝から野菜を丸かじりします。

林屋:体を動かすことと食生活を整えることは、健康を維持する上で欠かせませんね。

福島:加えて大切なのが、早い段階で病気の可能性に気づくことです。

林屋:銀座メディカルクラブは完全会員制の医療クラブです。病気にならないことを第一に考え、入会された方にはまず、遺伝子検査やがんドックなどを提供します。万が一、病気が見つかった場合には、当クラブがもつ一流の先生方へのネットワークを通じて、的確な治療へとご案内します。

福島:現時点で、スーパードクターに登録している医師の方は私を含めて何名おられるのですか?

林屋:42名です。

福島:日本にいるドクターで世界に通用する方は非常に少ないのですが、林屋さんのクラブはほぼすべての方を網羅されていると思います。

林屋:福島先生をはじめ、スーパードクターの皆様のご協力のおかげで会員の皆さんの健康をサポートできています。

福島:ドックで病気を見つけて早期発見・早期治療ができる国は日本くらいです。なぜなら、日本には皆保険制度があり、1回につき1万円ほどでMRIなどを取ることができるからです。アメリカをはじめ世界中で医療現場に従事していると、日本人がどれほど医療の面で恵まれているかを痛感します。一方で、検診は最新鋭のMRIやCT機器で検査すること以上に、名医や達人による診断が要となります。

林屋:まさにそこが、銀座メディカルクラブの強みです。スーパードクターによる読影術などを通じて、病気を先回りして見つけ出し、対策を講じることができます。

福島:私は、林屋さんからのご紹介とあればいつでも対応します。診断や手術は、症例数が多いトップの医師にやってもらうべきです。

林屋:人生を謳歌したいビジネスパーソンにこそ、本物の医療だけを扱う銀座メディカルクラブを活用してほしいですね。


福島孝徳(ふくしま・たかのり)◎鍵穴手術の考案者にして脳腫瘍・頭蓋底腫瘍手術の世界的権威。カロライナ脳神経研究所やデューク大学などの教授を務め、脳神経外科顕微鏡手術の「全米トップの権威」と評される。

林屋克三郎(はやしや・よしさぶろう)◎銀座メディカルクラブ代表取締役。慶応義塾大学を卒業後、三菱銀行、議員秘書を経て独立。2013年、最善の治療法と最高の医師を提供する銀座メディカルクラブを設立。先端医療の普及に努めている。


銀座メディカルクラブ
https://www.ginzamedicalclub.com/

撮影協力:銀座聖藍 絵:田崎広助作『芦ノ湖の朱富士』

Promoted by 銀座メディカルクラブ / text by Hiro Matsukata / photographs by Tsuyoshi Ando

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