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Forbes JAPAN Web編集部


結局口に出さないと思っていることは伝わらないし、言ってみたら意外と相手が受け入れてくれたり、共感してくれたりする。自分の中にしかなかったものが、形を変えて広がったり、意見をもらえてラクになったり、何かしらの変化が生まれるんですよね。

逆に口に出したことで叩かれたとしても、「ああ、間違っていたんだ」と気がつくことができるんだから、自分のプライドが傷つくことはあるかもしれないけど、本当の意味で失敗することは意外とないんじゃないかと。

自分のやったことに対するリアクションが、ダイレクトに返ってくるのは素直に嬉しいです。芸人の時に経験した、誰も見てくれない、反応もない、アンチもいないしファンもいないという時代からしたら、聞いてもらえて興味を持ってもらえるだけでもすごく恵まれているなと思います。

動画のコメント欄は、ファンの方との対話でもあるので、「こう言ってもらえたから、次はこうしてみよう」と新しいチャレンジの後押しにもなります。ファンと距離が近いユーチューブだからこそ、できたことがたくさんありました。

それと、再生回数や高評価数などの数字がわかることも、自分の性格にあっていたんだと思います。芸人をやっていると、自分にどれくらいのファンがついてくれているかって、意外と見えにくいものなんですよね。

今年の2月に登録者数が100万人を達成したのは、私の人生で初めての成功体験でした。自分の居場所ができたんだという感覚です。

どんどん変わっていくのも「本当の自分」




YouTubeでは、本当に自分が思っていることを全部言うようにしているので、過去に自分が言っていたことと考えが変わってしまうこともあります。

今、私は、ダイエットをしたり、メイクやおしゃれを頑張ったりしているのですが、以前は「服は布」とか、「おしゃれしている人は全員バカ」とか言ってました(笑)。

そんな人間がアパレルブランドを始めたんだから、矛盾だと思われるのもわかるんですよ。悪くいえば「てのひら返し」ですからね。「発言に一貫性がない」と叩かれたりもします。

でも、本当に気持ちが変わってしまったのは、自分でもどうしようもないことだし、そもそも人間って変わるものなんじゃないかとも思うんです。その変化は自分の中で大切にしているし、そこを隠すつもりもありません。今はこう思っているけれど、こういう出来事があってから、こう変わったんだよねとか、それも全部動画で伝えてます。

「弱くて卑屈で自己肯定感が低かった昔のエミリンに戻ってほしい」とか、「遠くに行っちゃったんだね」とかもめちゃくちゃ言われます。

構成=松崎美和子 写真=小田駿一

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