ビジネス

2020.11.14 20:00

返信しない方がよい4つのメールのタイプ


一度送信ボタンを押したら、そのメールがどこに行き着くかを制御することは全くできないことを覚えておく。私は、機密情報や恥ずかしい情報(受信者だけを対象とした情報)を含む電子メールが不注意から、より長いメールのやり取りの一部として他者に転送されてしまい、送信者が非常に恥ずかしい思いをしたケースを数回見たことがある。

こうしたリスクを取る価値は全くない。新聞に書かれたくないようなことは、電子メールには書かないこと。

4. 迷惑な電子メール


中には少しおかしな人もいて、こうした人からのメールは無視した方がよい場合が多い。あなたのことを知らない人が、あまり適切とは言えない方法で連絡してきたり、それとなく何かを売り込んできたりするもの(私が自動販売機を売って早期退職した方法を教えますなど)だ。

こうした電子メールを読むと直感が働くことが多いので、その声を聞くこと。メールがおかしく思える場合は、完全に無視する方がよい可能性が高い。こうしたメールの中には、スパムメールのように感じるものもあれば、勧誘メールや非常に下手なネットワーキング(人脈作り)の誘いのような印象を与えるものもあるかもしれない。

あなたの時間は貴重なもので、あなたには相手に返信をする義務が必ずしもあるわけではないことを覚えておく。同情から返信してしまえば、あなたが関心を持っていると相手に思わせてしまう可能性が高く、受信ボックスにはさらに多くの迷惑なメールがあふれることになるだろう。

時間はあなたの最も貴重な資産だということを覚えておくこと。それを最も効果的に使うためにはどのように時間を配分すべきかを決めることが、あなたの毎日の目標になるべきだ。ここに挙げた4つのタイプのメールに返信して貴重な時間を無駄にすることは避ける必要がある。

あまりに多くの人が、「この電子メールには注意を傾ける価値があるか」という重要な問いについて考えることなく全てのメールに時間をかけてしまうという、抗し難い危険な習慣を身に付けてしまう。メールの75%ほどはおそらく返信すべきものだろうが、そうではない25%には真剣に取り組まないこと。その代わり、時間を無駄にするこうしたメールに目を光らせ、罪悪感を持つことなく無視できるようにすれば、後でそのことをうれしく思うはずだ。

翻訳・編集=出田静

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