ビジネス

2021.02.01 07:30

アマゾンのすごい「逆算資料」。新サービス説明資料は「プレスリリース形式」で


シンキング・バックワーズで提案内容を考える


まず、「シンキング・バックワーズ」を使って、提案内容(新商品や新サービス、新しい取り組み)について自分で考えを整理します。シンキング・バックワーズとは、最初にゴールを決めておき、それに向けて何をすればいいかを考えるアプローチ方法のことです。

最初に、提案の先にある「ゴール」を提示します。そのサービスが提供されるとお客様はどのようにそのサービスを喜んでくれるか、どのようにお客様の生活が変化するかなどを、まず考えるのです。

その上で、そのサービスに必要な要件を確認していく作業をします。こうして考えていけば、出来上がったプレスリリースは、現状では持っていない知識や能力、技術力などをどのように身に着けていくかという指針になります。

下記で紹介するテンプレートは、私がよく使っているものです。シンキング・バックワーズで考える際に参考にしてください。

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プレスリリースの内容構成


考えが整理できたら、それをプレスリリース形式の資料に落とし込んでいきます。プレスリリース形式の資料には、下記のような内容を盛り込みます。また、これを元に作成した例(プレスリリースの作成例)もご参照ください。

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プレスリリースに盛り込む内容

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プレスリリースの作成例

見ていただくとわかると思うのですが、プレスリリースは、「外からの視点(お客様の視点)」に立って書かれています。「自分たちはこうしたい」ではなく「お客様が何を感じていて、提案をどう受け止めるか」を表現することが肝であり、「内からの視点」は極力排除しなければいけません。
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文=佐藤将之 編集=石井節子

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