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(Photo by Aytac Unal/Anadolu Agency via Getty Images)

アマゾンは11月11日、音声アシスタント「アレクサ」の機能を向上させ、顧客がはっきりと明示していない要望を予測して、それに応じた答えを返す機能を追加したとアナウンスした。これは、音声アシスタントをより賢くするものだが、一部の批評家は不気味に感じると述べている。

アマゾンによると、例えば顧客が「紅茶をいれるのに、どのくらい時間がかかる?」と聞いた場合、アレクサはまず「5分程度から試してみるのがいいでしょう」と回答し、さらに「5分間のタイマーをセットしましょうか?」と問いかけるという。

このような「潜在的なゴール予測」を可能にするアルゴリズムは複雑で、初期のプロトタイプでは、顧客が「鶏肉のレシピ」を尋ねた後に、アレクサが「鶏肉のサウンドを聞きたいですか?」と返すなど、全く見当違いな対応をする場合があったという。

アマゾンが今回導入した「アレクサのスマート化」は、ゴール予測に限定されておらず、この機能の利用を望まない顧客が、オプトアウト出来るのかどうかも不明た。フォーブスはアマゾンにコメントを求めたが、期限までに回答は無かった。

アマゾンによるとこの機能は既に、米国内で英語を話す顧客向けに提供中という。

一部のユーザーは、今回の新機能を不快に思ったり、新たなターゲティング広告に用いられることを懸念している。

「アレクサに何かを質問する度に、彼らが逆に質問を返すのだとしたら、非常に迷惑だ。この機能を即座に停止する手段は用意されておらず、設定メニューから煩雑な操作を行うしかないという。私個人としては、こんな機能は要らない」とThe VergeのエディターのDieter Bohnはツイートした。

一方でニューヨーク・タイムズ(NYT)のKashmir Hill記者は「アレクサはここ最近、色んなものを売りつけようとしてくる。今後はタイマーを設定しようとしたら、音楽を聞きながら暇つぶしするのはどうだと問いかけて、プライム・ミュージックの利用を勧めるようになるかもしれない」と皮肉をこめて述べた。

編集=上田裕資

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