車のジュニアシート、間違った装着が「約6割」の事実。罰則・罰金は?

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車種によっては手動でエアバッグを解除できるので確認してみよう。また解除できない場合は、エアバッグが作動したときの衝撃を減らすためにシートを後ろに下げておくのがおすすめだ。

また、ジュニアシートの種類によっては助手席での使用を禁止しているものもあるので、取扱説明書などの確認が必要だ。

リクライニングの倒し過ぎに注意


ジュニアシートを使うときはリクライニングの倒し過ぎに注意しよう。旅行で疲れて眠いときなどシートを倒して使いたいときもある。だがリクライニングを極端に倒したまま使うと、シートベルトを正しい位置に装着することができなくなってしまう。

子供によってはリクライニングの角度に好みがあり、傾けたほうがいいと言うこともあるかもしれない。商品によってはどこまでリクライニングさせていいか取扱説明書に記載があるので、確認して正しく装着させる。

ジュニアシートはしっかり固定する


ジュニアシートはチャイルドシートと同様にしっかり固定する。ISOFIX対応タイプはしっかり固定できるので便利だ。シートベルト固定タイプの場合は指定された位置にシートベルトを通して正しく装着させる。

ジュニアシートを車のシートの奥深くに置くこと、ジュニアシートのシートベルトの通すパーツに確実に通すこと、最後にバックルをしっかり装着することが大切だ。座面のみのジュニアシートはとくに注意が必要で、シンプルな形状だからこそきちんと固定できたかしっかり確認してから使用する。

チャイルドシートと同様に、ジュニアシートも子供の安全を守るために大切な道具だ。シートベルトがしっかり装着できるようになるまで、ジュニアシートを活用しよう。

※本稿は、自動車専門情報サイト「MOBY(モビー)」からの転載である。

文=MOBY編集部

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