ジョー・バイデン氏の愛車は50年以上前のコルベット。その感動の理由とは

2代目コルベットスティングレー(通称“C2コルベット”)(c)Chevrolet-Corvette_sting_ray_C2_1966_front_side

白熱した米大統領選は、民主党のジョー・バイデン候補が現職であるドナルド・トランプ大統領を破り、当選を確実にした。

ジョー・バイデン氏は、1942年11月生まれの現在77歳。1973年から2009年までアメリカ合衆国上院でデラウェア州の代表を務め、オバマ政権下では第47代アメリカ合衆国副大統領を務めた経歴を持っている。

今一番の時の人であるバイデン氏だが、愛車はなんと50年以上前のコルベットだという。

自動車専門情報サイト「MOBY(モビー)」から以下転載する。


ジョー・バイデン氏が大統領選挙に出馬したのは、今回が初めてではない。最初に出馬を表明したのは2004年の大統領選。この時は最終的に断念しているが、2008年の大統領選には2度目となる出馬を表明。当時はバラク・オバマ氏とヒラリー・クリントン氏の全面対決という情勢だったため、撤退している。

ジョー・バイデン氏の愛車は?


バイデン氏の愛車はシボレー コルベットというアメリカ車で、バイデン氏自身、かなりのコルベット通であることが知られている。アメリカの自動車文化における中心地であるイェール大学での卒業式にて、コルベットに対する愛をスピーチしたエピソードは有名だ。


getty Images

スピーチでは、「ポルシェ 911よりコルベットの方が優れている」、「コルベットはより速く、コーナー性能もある」などの発言をしたことにより、一部メディアから批判を浴びる結果に。バイデン氏はそれほどまでにコルベットに対して入れ込んでいるようだ。

特別な人との思い出が詰まった、「C2コルベット」


バイデン氏はコルベットを運転しながら「私は運転することが好きで、かなり優れたドライバーだと思っている」と語っている。この発言から、自身の運転スキルにかなりの自信があることが伺える。

さらにバイデン氏はこのコルベットにかなり思い入れがあるようで、「私はこの車が大好きです。車に乗るたびに、父とボーのことを思い出します」とも明かしている。ボーとは、バイデン氏の息子であるボー・バイデン氏のこと。バイデン家期待の新生と注目されており、2016年のデラウェア知事選への出馬に意向を示していたが、2015年5月に脳腫瘍のため46歳という若さで亡くなっている。

バイデン氏にとっては亡くなった父と息子、2人との思い出が詰まった車なのだろう。

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文=MOBY編集部

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