成功を収める人が1日の予定からなくす3つのこと

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成功を収める人は、仕事での効率性とパフォーマンスを最大化するために焦点を当てるべきこととそうではないことを理解している。こうした人は、労力を埋め合わせるだけの価値がほとんどない作業を避け、時間とエネルギーを吸い取る作業を排除することを意識しているのだ。ここでは、成功を収める人が生産性を保つために行う3つのことを紹介する。

1. ソーシャルメディアのフィードに目を通すのをやめる


多くの人は、平日の勤務時間にソーシャルメディアにログインしている。それはデスクで休憩しようとしているときや会議が始まるのを待っているとき、昼食時間中、廊下を歩いているときかもしれない。ソーシャルメディアを使うと、あまり価値を得ることなく時間が過ぎてしまいかねない。ソーシャルメディアを使う理由として、時間つぶしは十分なものとは言えない。

ソーシャルメディアを戦略的に活用し、ログインする前に自分の意図を理解していれば、ソーシャルメディアはキャリアを前進させる上で素晴らしいツールとなり得る。物事を先延ばしにするためだけにソーシャルメディアを使わないこと。成功を収める人は目的を持ってソーシャルメディアを使い、ニュースフィードに際限なく目を通さない。

2. 受信ボックスのメールを常にゼロにすることを目指さない


受信ボックスをどのようにすればすっきりと整理できるかについては多くのことが書かれている。成功を収める人は、受信ボックスを整理された状態に保つことが重要なことは理解しているが、より緊急の問題に取り組むよりも受信ボックスの整理により多くの時間をかけている場合はそうではない。

毎日メールを確認するたびに整理しようとするのではなく、1週間に1度まとまった時間をかけて受信ボックスの整理をすることを考えよう。

3. 悪いことが起きてもいちいち心配しない


1日のうちに何か動揺することが起きて、そのことについて考えるのをやめられないと分かっている場合、そのことを書き出して当面は考えるのをやめること。1日の終わりに時間を取って、居心地が悪く感じたことについて考える。

心配事をまとめ、あらゆる心配事について考えるためだけの時間を毎日設ければ、仕事と心配事の間を1日の間に行ったり来たりすることで浪費する時間とエネルギーが減る。成功を収める人は、何度も同じことを考えていても解決には近づけないことを知っている。問題が起きても時間を無駄にせず、1日の終わりにじっくり考えられるよう後に取っておくこと。

成功を収める人は、毎日しなくてもよいことがあると理解している。ソーシャルメディアを常に確認するのをやめ、メールの受信ボックスを常に整理したい気持ちを抑え、問題が起きてもそれに毎回エネルギーを費やさないようにすること。1日を能率的に過ごすには、焦点を定めたアプローチを採用し、作業をまとめること。

翻訳・編集=出田静

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