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インディアナ大学ケリー経営学部のクリスティアーノ・グアラナ助教が率いたこの研究では、米金融企業のブラジル支社で働く63人の管理職と67人のコールセンター従業員からデータを集め、顧客のフィードバックから作業パフォーマンスを測定した。参加者は、ブルーライトカット眼鏡をつける人とプラセボの眼鏡をつける人に無作為に分けられた。

研究チームは「従業員らは早朝勤務が多いため、体内時計と外部から決められる勤務時間の間に不一致が起きる場合がある」と指摘。ブルーライトの遮断は、仕事のパフォーマンスへの累積的な影響を少なくとも短期的に生む傾向が示されたとした。

グアラナによると、ブルーライトカット眼鏡は「睡眠や、仕事へのエンゲージメント、作業パフォーマンス、組織行動を改善し、仕事での非生産的行動を減らす効果的な介入となる」ことが分かったという。朝型の人よりも夜型の人の方が体内時計と勤務時間の間の不一致が大きいため、ブルーライトカット眼鏡の効果が高かった。

「ブルーライトへの暴露は、組織が懸念すべきものだ」とグアラナ。「この現象が遍在していることは、組織がブルーライトへの暴露を制御することで、従業員の概日周期の乱れを防ぐ最初の一歩を踏み出せるかもしれないことを示している」

編集=遠藤宗生

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