ビジネス

2020.11.07

海外旅行の制限やリモートワーク普及で、別荘市場が活況

Jose Amaral Jr/Getty Images


米北東部のリゾート都市も過熱している。ニュージャージー州沿岸部のオーシャンシティは、全住宅数に占める別荘の割合が全米で最も高く、ほぼ50%だ。また、「お気に入り」に登録される頻度は全米平均の2倍を超え、ペンディング中の物件は38.1%増となっている。

また、ペンシルベニア州のポコノ山脈に位置し、風光明媚な街として有名なイースト・ストラウズバーグは、閲覧数が前年比で90%の伸びを見せた。住宅価格は翌年に5.6%増となる見込みだ(州全体では4.9%増)。

全住宅数に占める別荘の割合が最も多いリゾート都市トップ5は、ビーチや湖、スキー場に近いという共通点があり、ジロウでの「お気に入り」登録数も多い。前述したオーシャンシティ(1位)に続き、2位がマサチューセッツ州ケープコッド、3位はミネソタ州ブレナード、4位がユタ州パークシティ、5位がフロリダ州ネイプルズ(5位)となっている。

そして別荘市場の半数以上で、ペンディングが前年比で30%以上増加している(米国全体では22.2%増)。

翻訳=遠藤康子/ガリレオ

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