Close RECOMMEND

世界38カ国、800万人が愛読する経済誌の日本版


大人数なら夕食は予約必須?


飲食店も土産物屋同様、アルコール消毒や飛沫防止のビニールを張る等の対策と、換気を実施。さらに、ソーシャルディスタンス確保のため、定員減の対策も多くの店舗で取られていた。

そのためか食事時の人気店には長蛇の列。1時間、2時間待ちも珍しくない。店舗によっては、材料切れで早々に閉店するところも見られた。目星の飲食店があるなら、事前の予約が必須だろう。実際、事前にリストアップしていた飲食店数軒は、前日には予約でいっぱいだった。

筆者グループは8人という大所帯のため、夕食の飲食店探しにはとても苦労することになった。当日になって、温泉街から歩いて10分ほどの「穴場」な中華料理店をなんとか押さえることができた。気さくな女将さんが作る美味しい料理に大満足。しかし、メイン客が地元住民で観光客はほとんど来ないという理由から「地域共通クーポン」の登録外店舗であり、「Go Toトラベル」の恩恵を受けられなかったのは想定外であった。

街全体に感染対策の意識の高さを感じたが、食事に関しては、事前調査や予約をする等の注意が必要である。


夕食で訪れた「旬菜処 彩菜」の「鳥チャーシュー」。地域共通クーポンは対象外店舗だが、そのほかシュウマイやエビチリ、おでんが絶品だった

そんな温泉街の中で、比較的空いているスポットがあった。旅館の「立ち寄り入浴」である。

ここは日本屈指の湯処・草津温泉。無料で共同浴場や、数百円から1000円ほどで旅館の大浴場や貸切風呂に入ることもできる。

湯畑に面した旅館「平の家」を利用したが、周辺の飲食店や土産物屋の混雑ぶりが嘘のように、お風呂は筆者のグループで独占状態だった。


立ち寄り入浴で利用した「平の家」男性大浴場。白濁した「白旗源泉」を引く数少ない旅館

対策が細部まで行き届いた「おやど みゆき別館」に宿泊


今回宿泊した「おやど みゆき別館」は、湯畑から西の河原公園の方に歩いて5分ほどに位置する旅館。プランは食事なしの「素泊まり」のみで、温泉街で食事を楽しみたい人にはぴったりの宿だ(朝食にはベーグルが提供される)。


「おやど みゆき別館」の外観。館内は最近リニューアルされた

お風呂は男女別の大浴場のほか、貸切露天風呂が2カ所あり、チェックイン時に予約して利用できる。


男性大浴場の露天風呂。高原の新鮮な空気と草津の湯を同時に堪能できる

文=小松 歩

PICK UP

あなたにおすすめ