圧巻の書庫。高さ8m、3万冊の知のミュージアムがいよいよ開場

3万冊もの本屋資料は圧巻のひと言に尽きる。(c) 角川武蔵野ミュージアム


「エディット&アートギャラリー」オープニング展


「米谷健+ジュリア展 だから私は救われたい」開催



Courtesy of the Kadokawa Culture Museum

国際的に活躍してきた日本人とオーストラリア人によるアーティストユニット米谷健+ジュリアの、日本における初の大規模な個展「米谷健+ジュリア展 だから私は救われたい」をグランドオープンより開催する。

ウランを含む原発事故由来のウランガラスで作られたシャンデリアのインスタレーション作品には、シャンデリアの1つ1つに原発保有国の名前がつけられている。 また「最後の晩餐」は実は全て「塩」でつくられており、オーストラリアでの大規模農業における過度な灌漑により起きた塩害をテーマにしている。美とユーモアと毒を併せ持つ彼らの作品は、現代アートの重要な要素である社会性への関心が高く、世界からも高く評価されている。

現代に生きる私たちはどのように不安に立ち向かっていくのか?「救われたい」思いはどのように果たされるのか?このわれわれに向けられた永遠の問いを美しくも毒のある彼らの作品群は喚起させることだろう。

「半信半疑の地獄」と「生命の神殿」からなる「荒俣ワンダー秘宝館」誕生!


荒俣宏監修のエリア
(c)角川武蔵野ミュージアム

・荒俣宏監修の、日本初!ワンダーなモノを集めた博物館が誕生


監修:荒俣宏/プロデュース:ウサギノネドコ

博物館の中は、展示物を手に取って見られるコーナーを持つ 「半信半疑の地獄」と、生物の美しさや不思議を体感できる「生命の神殿」の2つの部屋に分かれている。

・半信半疑の地獄
世界中から集めた珍品、標本、宝物、模型が所狭しと並んだ「半信半疑の地獄」。光と影、東と西のもの、嘘か誠かわからないものが入り混じるそのカオスの空間は、訪問者のセンス・オブ・ワンダー(=自然の神秘さや不思議さに目を見はる感性)を刺激します。世にも鮮やかなピーコックスパイダーの模型、巨大マンモスの牙、美しい昆虫標本など、珍しいものが目白押し。
・生命の神殿
美しい標本はワンダーを刺激するアートになりうる、を体現した「生命の神殿」。「自然界に見られる相似性」に着眼したウサギノネドコによる5つの展示作品や、海中の生き生きとした生物を繊細なガラス作品で表現したつのだゆきによる作品、科学と芸術を橋渡ししたエルンスト・ヘッケルの間など、科学と芸術の融融合が楽しめる。

※透明標本は期間限定展示です。 

アラマタサマモ オドロイタ!伏魔之殿門の向こうに広がる、驚きの異世界空間


妖怪伏魔殿入り口の様子
(c) 角川武蔵野ミュージアム

11月6日のグランドオープン第一弾企画として、当館のアドバイザリーで妖怪研究の第一人者・荒俣宏氏監修による展覧会「荒俣宏の妖怪伏魔殿2020」を開催。

本展では、日本各地に潜む見える妖怪から誰も見たことがない妖怪まで、妖怪のありようを端的に表した荒俣語録とともに紹介。新進気鋭のイラストレーターが描く妖怪絵図や、妖怪のイメージが具象化されたミイラなどが展示されている。

●5つのオススメポイント!
1:妖怪絵の回廊 2:日本の妖怪大集合 3:名もない「あのお方」がやって来る 4:ミイラと化石 5:コレクター部屋は、なんと12禁?!
伏魔之殿門の向こうに広がる異世界空間が楽しめる。
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PR TIMESより

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