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プロスケートボーダー 堀米雄斗

「Forbes JAPAN 30 UNDER 30」は、ビジネス、スポーツ、アート、社会活動に至る領域で挑戦を続ける、次世代を担う30歳未満の30人を毎年表彰している。

今回、「挑戦者」を讃える30 UNDER 30 JAPANと、「挑戦者の休息を支え、力を与えるデバイス」であるstonが、社会にイノベーションをもたらすパワーを若い世代に与える目的で、30 UNDER 30 JAPANの特別賞「ston賞」を創設した。

BREATHER社の「ston」は、「一息で、ひと休みをあなたの力に」する、次世代型ブリージングデバイスであり、頑張る人が試練に立ち向かい、ベストパフォーマンスを常に出せるよう、「ひと休み」をアップデートし、イノベーションの新たな息吹をサポートすることを使命としている。

今回受賞者の一人は、プロスケートボーダーの堀米雄斗。2018年にスケートボードの世界最高峰プロツアー「ストリート・リーグ」に18歳という若さで日本人初優勝、さらにこの年に開催されたストリート・リーグ3回すべてで優勝する快挙を成し遂げ、2019年には世界ランク2位に。現在ロサンゼルスを拠点にアメリカやヨーロッパで活躍している。

スケートボードには2つの競技スタイルがあり、街中にあるような坂や手すりなどを再現したコースで障害物を利用したトリックで技の得点を競う「ストリート」とお椀状のボウルが複雑に入り混じったコースで同じくトリックを競う「パーク」に分かれる。

堀米の主戦場はストリート。日本から飛び出し、世界を相手に挑戦を続ける堀米が、一息つく瞬間を求める理由とは。そして休息がもたらすポジティブな影響を聞いた。


より世界で戦える環境を求めてLA移住


堀米がスケートボードを始めたのは6歳頃。父親に連れられスケートパークに行ったことがきっかけとなり、8歳から本格的に始めた。最初はバーチカル(巨大なハーフパイプをジャンプしたり、ターンして魅せるスタイル)をずっとやっていたが、中学生になった頃、ストリートにはまり、打ち込むようになったという。

「きっかけは、ストリートのコンテストでボロ負けしたことです。悔しくてストリートに打ち込むようになりました」

 その頃から、将来の海外進出を視野に入れていたという。

「『ストリート・リーグ』という世界的に一番大きなコンテストを携帯で仲間と見ていたら、ポール・ロドリゲスやナイジャ・ヒューストン、シェーン・オニールといった一流選手のプレーがとてもかっこよく見えて。いつか僕もストリート・リーグに出たいとアメリカを目指すきっかけになりました」

その後、アメリカと日本を頻繁に往復しながら技術を磨き、高校卒業後は拠点をアメリカ・ロサンゼルスに置くことになる。今年10月には念願の自宅も購入した。

日本ではなくアメリカでの活動に主軸を移したのは、スケートボードをする上での文化や環境の整い方が全く違うからだという。

「日本ではスケートパークが少ないし、パークがあってもレールの高さといった基準が全く違います。LAには練習しやすい環境が完璧に整っているし、街中でも日本よりアメリカのほうがすべりやすいですね」



諸説あるがスケートボードは1940年代ごろにカリフォルニアで生まれ、60年代には競技大会も開催され始めたと言われている。80年近くスケートボードの歴史や文化があるアメリカと、道路交通法により「交通の頻繁な場所での使用禁止」とされ、実質スケートパーク以外では楽しめる場所が少ない日本とでは、取り巻く環境も大きく異なる。

自分が目指しているのは『誰もできたことがないもの』


そんな堀米がプロスケーターとして自覚を持ち始めたのは、4年前、ストリート・リーグで3位を獲得した時。一流のプロと互角に戦えると知ってからはプロ意識が芽生え、それまで以上に頑張ろうと言う気持ちが湧き始めた。最初はお金のことなどは全く気にしていなかったが、上位に入り賞金を獲得、注目されることによりスポンサーなどがつき、結果としてスケートボードで徐々に収入を得られるようになっていった。

そして、スケートボードならではの収入源が「映像」だ。大会には出ずとも、トリック(技)を紹介したHow toものや動画収入などで年に何億も稼ぐ人もいるという。

「僕も最初はどれくらい稼げるのかははっきり分かっていませんでした。でもいろんな人の支えもあって、僕も自分の家をアメリカに持つことができました。(スケートボードには)夢があると思います」

大会で勝利を目指しながら、プロとして認められる映像作品を作ってビジネスも成立させる。アスリートとしても、ビジネスパーソンとしても真のプロフェッショナルになることが目標だという。

そんな堀米の、理想のプロスケーター像とは何か。

「僕が今目指しているところは、これまで誰も成し遂げたことがないものです。だから、理想のプロスケーターはいないですね。自分の思い描く理想に近づくために、自分のやるべきことはだいたい自分でわかっているので、あとは自分との戦いです」

前人未到の世界へ飛び出そうとしている21歳の若者は、スケートボードの新しい未来を作る開拓者なのかもしれない。



オンでもオフでもスケートボードをかたわらに


常にチャレンジと前進を続ける堀米だが、ときには立ち止まり、自分を見つめ直す「休息」の時間が必要だと感じている。

堀米のリラックスタイムは友人とのバスケや映画鑑賞。映画は一度見出すとハマってしまう傾向があり、「マトリックス」や「進撃の巨人」などは何度も見返しているという。アメリカで暮らし始めてからはスニーカーの収集に熱中しているという。最近はNIKEの人気モデル「DUNK」を履いているが、日常で履く用、スケート用、キープ用、と分けているなど、コレクターらしい一面をのぞかせる。

「スニーカーのアプリを見ているときは楽しいですね。選び基準は、あまり人が履いていないような靴。それが一番。スケートの時でも撮影の時でも、他の人が履いているのはあまり履きたくないです。」


堀米のSNSでも度々スニーカーが登場している。(Instagram Storiesより「NIKE SB DUNK HIGH PRO PRM INVERT CELTICS」)

大会前になると集中して、前日から緊張することもある反面、終わった瞬間が一番一息つくタイミングになると語る堀米。普段は午前と午後、1日2回の練習で、空き時間には自分で料理を作ったり、スケートボードの動画を見て研究したりするなどして過ごしている。スケートボードを持っていると心が落ち着き、きつい練習の後には友達と楽しくスケボーをする、という、オンでもオフでもスケボーに向き合う日々だ。

「自分の夢を一度考える。そして、それを叶えるためには何をしたらいいのかさらに考えると、今やらなくてはいけないことが見えてくる。それが自分にとってモチベーションを上げることになります」

今後は競技としての活躍はもちろん、夢は自分でスケートパークを作ること、そして自分の代表作を作ることだという。

「新しい技を覚える時とか、自分の得意なトリックができなくなる時などはしんどいですが、そう思っても結局スケートボードが好きなので。ずっとスケートボードにハマっている感じですね」


堀米雄斗(ほりごめ・ゆうと)◎1999年生まれ。XFLAG所属。スケーターであった父親の影響で6歳からスケートボードを始め、国内の大会では常に上位にランクイン。高校卒業後に渡米をし、2019年には上海でのX—GAMESを日本人として同種目初制覇、またロサンゼルスでのストリートリーグを制すると、世界選手権でも準優勝を果たした。




一息で、ひと休みをあなたの力に

今回特別賞を創設したのは、頑張る人の一休みをアップデートする、BREATHER社の次世代型ブリージングデバイス「ston」。独自テクノロジーによりリキッドを熱することで蒸気が発生し、吸い込むことで香りを楽しむことができる日本発のイノベーションだ。

昨年末の登場より、アマゾン健康家電売れ筋ランキング1位を獲得(※)。現在は、起業家やビジネスマンはもちろん、パリコレのバックステージやカーレースのピット、eスポーツプレイヤーまで様々なプロフェッショナルの現場でstonは愛用されている。


stonの注目すべき点は2つ。
まず1つ目は、2種類のカートリッジを気分に合わせて交換して楽しめること。もうひと踏ん張りしたい時には爽やかなミントフレーバーでカフェイン配合の「POWER」、気分を落ち着かせたい時には心安らぐココナッツフレーバーでGABA配合の「CALM」がおすすめ。
2つ目には、吸い方により、蒸気が見える使い方、見えにくい使い方で楽しめるため、外では見えにくい蒸気で、家では見える蒸気を燻らせながらゆっくりくつろぎの時間を楽しむといった、TPOにより使い分けることが可能だ。

リフレッシュしたい時、ほっと一息つきたい時、また、もう一踏ん張りしたい時など、香りを楽しむタイミングは様々。プロフェッショナル新たな相棒となる「ston」で新しいオンオフの作り方を。それが最高のパフォーマンスを生み出すきっかけとなってくれるはずだ。

BREATHER Official Storeとアマゾンにて販売中。BREATHER Official Storeでは限定価格で購入可能。
(※)2020/2/4調べ

BREATHER Official Store
https://official-store.breather.co.jp/

特集|30 UNDER 30 JAPAN ston特別賞

#1 公開中|「子供の心の余裕を生むには、むしろ大人が休息と余裕を」仁禮彩香の目指す新しい教育、そして一息つく大切さ
#2 本記事|「すべきことは分かっている。あとは自分との戦い」プロスケートボーダー堀米雄斗21歳の挑戦
#3 公開中|  立ち止まった人にこそ道が開かれる。コムアイが見つめ直した「人生の進め方」


Promoted by BREATHER|文=石澤理香子

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