5. シンプルな菓子を焼く
北欧の家庭は、自家製のパン・菓子作りを年中しているが、冬は特にそれが増える。伝統的なノルウェーの家庭では、7つの種類のクリスマスクッキーを来客用に常に用意している。
ショウガやカルダモン、シナモンといった冬のスパイスの香りで家の中をいっぱいにしよう。手作りのボッレ(カルダモン風味の甘いパン)やレフセ(柔らかく甘いフラットブレッド)を一口食べれば、冬がずっと続けばよいのにと思えるはずだ。
6. 考え方を変える
フルブライト奨学金を受けてノルウェーのトロムソで冬を過ごした米国人研究者のカリ・リーボウィッツは、思考や発言の中で冬に感謝するようアドバイスしている。リーボウィッツは米紙ニューヨーク・タイムズに執筆した記事で、冬に関して楽しめる小さなことに注意を向けるよう勧めた。
「それは日中でも火を灯せることや、料理や読書、芸術に没頭する機会ができたこと、あるいは、雪が降った後に外が静まり返ることしれない。何であれ、こうしたことに意識的に注意を向けるようにすること」