挑戦する人と挑戦する企業をつなぐ、Forbes JAPAN 初の採用ブランディング

「貴社のビジョンに共感したからです」

面接で志望理由を聞かれた際、こう答える候補者は多いことだろう。

この回答は決して間違っていない。むしろ企業から見て、ビジョンへの共感は大前提の応募条件とも言えるだろう。

しかし、実際に入社してからビジョンを体現できる人はどれだけいるだろうか。いや、正確には体現させてもらえる企業はどれだけあるだろうか。いずれにせよ、企業と従業員に確固たる信念がなければ、理想を貫くことは容易ではない。

そんな中、セールスフォース・ドットコム常務執行役員 チーフ・マーケティング・オフィサー鈴木祥子は、「社会に貢献する」という強い信念のもと、「あらゆる人のために、サステナブル(持続可能)な未来の実現を目指す」という自社のビジョンを体現しようとしている。

コロナ禍において、「今、自分たちに何ができるか」を問い続け、全社を巻き込みながらネクストノーマルへのシフトに挑んできた彼女が目指す、サステナブルな未来とは──鈴木の挑戦から、セールスフォース・ドットコムのカルチャーを紐解く。

転職早々にコロナ禍へ。新任CMOが挑んだ、ネクストノーマルへのシフト


ジョンソン・エンド・ジョンソン、デル、コカ・コーラ、メットライフ生命保険...etc。30年という社会人人生の中で、名だたる外資系企業でマーケターや役員を歴任してきた鈴木。

「改めて社会に貢献したい」という想いで、2020年3月にCMOとしてセールスフォース・ドットコムに参画した。

ところが、転職早々にコロナ禍に突入。「大きな変革を求められることになった」と当時を振り返る。

「セールスフォース・ドットコムでは毎年数千人規模のイベントを開催していたので、入社前はそういった仕事にも携わるものだと思っていたのですが、転職してすぐにコロナの影響で全てのイベントが中止になってしまいました。そこで、本社と話し合いながら『LEADING THROUGH CHANGE(いま、私たちにできること)』をテーマに、コロナに立ち向かうお客様のDXに役立つコンテンツを配信するプロジェクトを、全社横断で推進することになりました」

こうして鈴木たちは、Salesforce導入の意思決定者になり得るビジネスリーダーたちに向けて、今後のビジネスのあり方を考えるヒントとなるバーチャルイベント『Salesforce Live』やウェビナーを企画。

2月から10月まで、コロナ禍で喫緊の課題に直面されているお客様のDX加速化のヒントになればの思いで、バーチャルセミナーを500セッション以上開催した。

「DXを進めるステップ・具体的な事例が大変参考になりました」「組織文化を変える覚悟ができました」と、視聴者からはポジティブな声が多く寄せられているそうだ。

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ウェビナーが成功した背景には、コンテンツの切り口がある。

ユーザーの声をもとに、著名人や各界のビジネスリーダーたちにコロナ禍の臨場感溢れるトークを展開してもらう企画が、視聴者の心を掴んだのだ。コンテンツ企画で意識した視点は、以下6つだ。

・従業員を守り、支援するためのヒント
・コロナ禍、顧客と企業がどこからでもつながる仕組みづくりのヒント
・正しい情報、正しいデータを確立するためのヒント
・上記を遂行する社内・組織文化変革と、リーダーシップのヒント
・上記を遂行する組織体制を整えるヒント
・セキュリティガバナンスを担保するためのヒント

プロジェクトが走り出した当時を鈴木はこう回想した。

「まるでスピードスケートのパシュート(3人が縦に並んで先頭を入れ替えながら、400メートルのトラックを6周し、最後の選手がゴールした時点でのタイムを競う競技)のようでした。先頭を走る人たちは先が見えない中、全力で走るので当然辛い。でも、2周目、3周目にバトンが受け継がれるかのように、バーチャルセミナーのアウトプットがどんどん進化していく様を見ることができて、とても嬉しい気持ちになりました」

「一人で勝つな。一人で負けるな」転職直後の彼女を支えた文化


セールスフォース・ドットコムが手がけたのは、社外向けのコンテンツ配信だけではない。【事業の安定化】【ビジネスの再開】【ネクストノーマル】の3つのステージで構成された社内におけるビジネス回復のロードマップも策定し、未曾有の状況を克服する戦略を描いていった。

「従来のマーケティングは、マーケティング部署だけで完結させることが多かったと思うのですが、コロナ禍のような有事では全社一丸となって危機を乗り越える必要があります。そこで、当社では世の中の動向をモニタリングするタスクフォース、お客様の業界・部署ごとにどんなソリューションが提供できるか企画するタスクフォース、お客様への提案トレーニング及び社外コミュニケーションタスクフォースといった、全社的なタスクフォースを編成しました」

こうして『Salesforce Live』や社内における事業の安定化を加速させた鈴木。転職して僅か半年ほどの彼女が全社横断のプロジェクトを推進することができた背景には、セールスフォース・ドットコムに根付く、3つの文化があったと振り返る。

「1つ目は、『カスタマーサクセス』。当社には、お客様の成功のためにとにかくスピード感を持ってお客様に寄り添い実行する文化があります。日本法人が設立されて21年目になりますが、未だにベンチャーマインドが溢れる社風です。

2つ目は、『コラボレーション』。一人で勝つな、一人で負けるな、みんなで勝つと、社内ではよく言われており、助け合いの文化が根付いています。

特に、当社にはV2MOMという年間目標を設定する仕組みがあり、何か新しいプロジェクトを始める際に、Vision(目標)、Values(価値)、Methods(方法)、Obstacles(障害)、Measures(測定基準)を共有する風土があります。Obstaclesを事前にステークホルダーに共有し、助けを求める仕組みがある会社は少ないと思います。当社は、助けを求めれば、あらゆる部署の方がサポートしてくれるのです。

3つ目は、『データの透明性』。多くの企業ではあらゆる情報が経営陣に集約されて、一般社員まで公開されていないことが多いと思うのでが、セールスフォース・ドットコムは違います。役職にかかわらず平等にデータが公開されているので、全社員は会社から信頼されている実感を得られます」

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「ビジネスを通じて社会に貢献する」。成功体験を捨て、変革し続ける


中途社員に対するサポート体制があるとはいえ、転職間もない鈴木が全社横断のプロジェクトを推進することは簡単ではなかったはず。

一体、何が彼女を突き動かしてきたのだろうか。

「私の信念は社会に貢献すること。そのためなら、過去の成功体験はいつでも捨てる覚悟があります。特にコロナ禍におけるニューノーマルでは、過去の常識が通用しません。ネクストノーマルにシフトするためには、私自身がビジョンの体現者となり、ビギナーズマインドセットを持って、ビジネスモデル、オペレーションモデル、それに必要なスキルセットを描き直す必要があると思っています」

セールスフォース・ドットコムには『ビジネスは世界を変える最良のプラットフォームである』という信念がある。ビジネスによって世界を変えようと奮闘する鈴木は、まさにビジョンの体現者と言えるだろう。

「仕事をしているとたまに忙殺されて仕事の目的を見失いそうになりますが、そんな時こそ私はPurpose(自分たちの存在意義)を見つめ直すようにしています。これまでいた会社もそうですが、特にセールスフォース・ドットコムはPurposeを大切にしています。全社的なプロジェクトを推進する際にも、部門を超えてステークホルダーと共通の目標を定めて一枚岩になることができるんです」

最後に今後の展望について聞くと、目を輝かせながらこう教えてくれた。

「コロナ禍で思うように学校に行けない学生さんたちに向けて、何かサポートできたらと思っています。そう感じたのは、2020年の6月頃にある大学の学生さんたちにリーダーシップ論に関するグループワークを開催したことがきっかけ。『Salesforceを使ってみなさんどんな社会貢献がしたいですか』というお題を出したところ、ある学生さんが目から鱗な提案をしてくれました。『クラウドで先生たちの業務を効率化したい』、と。

先生たちって、テスト問題の作成や出席確認、ガイドの作成などに忙殺されて、生徒一人ひとりに向き合う時間をとることが難しい。それに先生同士で学生や指導方法の情報も共有されていないので、クラウドを使えば先生の業務も楽になるし、教育の質も上がるはず。そんな学生さんの提案を聞いて、次の世界を担う方々を支援したいと、強く思いました」

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