プレスリリースによると、ランプの光源は有害なブルーライトをカットしてあり、中国のAA基準に合致する目の保護機能を備えているという。さらに、このランプは2つの「スマートカメラ」を内蔵しており、親たちが離れた場所から専用アプリで子供たちを監視できる。
子供たちがノートをカメラで撮影し、親や教師たちに提出することも可能だ。もちろん、このカメラには動画撮影機能もあり、ビデオ通話も行える。
もう一つ特筆すべきは、語学学習や単語の検索などに対応するデジタルアシスタントが搭載されている点だ。このアシスタントは、計算や英語の発音練習にも役立つものという。
TikTokの親会社が教育ツールを発売するというのは、奇妙な動きではない。バイトダンスは以前から中国で教育関連の投資を行っており、リモート教育や語学学習サービスなども手がけている。
TechCrunchによると、バイトダンスの教育部門は1万人以上を雇用しているという。しかし、教育用デバイスに複数のカメラが搭載されているというのは、やや気味が悪い気もする。プレスリリースには、子供のプライバシー保護についての記述は無かった。
このランプの価格は約120ドルで、現状では中国限定の製品となっている。