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2020.11.05

自動運転でシリコンバレーに挑む加藤真平が、カルティエ新作腕時計に感じた「成功へと導く力」

1985年に誕生したカルティエの「パシャ ドゥ カルティエ」に、最新モデルが登場。力強いデザイン、他のどの腕時計にもない個性とエレガンスを備えるパシャは、このウォッチに宿る力を求める男性たちがこぞって着用したという歴史を持つ。

そして2020年、さらに洗練された姿で登場した「パシャ ドゥ カルティエ」は、現代のビジネスパーソンにどのような力を与えるのか。自動運転用のオープンソースソフトウェア「Autoware」を生み出した、株式会社ティアフォーの加藤真平に聞いた。
※「Autoware」は「The Autoware Foundation」の登録商標です。


「この時計には“成功へと導く力”を感じます」と語るのはティアフォーの加藤真平。自動運転の実現を目的に、加藤が2015年に創業した。そのコア技術としてオープンソースソフトウェア「Autoware」の普及を目指している。

自動車メーカーからモビリティーカンパニーへの変革を唱えるトヨタが、その象徴と位置づけるEV「e-Palette(東京2020仕様)」にも採用されているAutoware。国内外で数百社が使用しており、ティアフォーでは商用パッケージの開発を進めながら実証実験を重ね、この業界内での存在感を高め続けている。

「いまの自動車業界において自動運転の技術は、各社それぞれが開発を行っています。しかし、Googleなどの先進技術にすぐれたIT企業が本腰を入れて参入してきたとしたら、シェアはそこに奪われてしまうかもしれないと考えました。日本の産業を考えると自動車は大事なフィールドです、そこで、オープンソースというやり方でこの産業をさらに強くしたいと考えたのです」

加藤はさらに、このソフトをオープンソース化することが重要なポイントだ、と強調する。

シリコンバレーに勝つための独創的な発想


「自動運転の実用化をするだけならオープンソースでなくても地道に作ればいい。でもこれを産業にするには、勝たないと意味がありません。オープンソースにし、かつスタートアップにすれば、いろんな仲間ができて世界連合軍みたいなものがつくれると思ったのです。やや技術的競争力が衰退している日本で、シリコンバレーに勝つにはこれしかない。勝つ、ということがいまの日本のスタートアップに足りないところ。ぼくは産業は勝ち負けだと思っていますから」

実際、2018年にはティアフォーは「Autoware」の普及を目指す世界初の業界団体「The Autoware Foundation」を設立した。トヨタの自動運転開発を担う子会社、アメリカのインテル、中国のファーウェイ、そしてセンサー開発の企業など約50社が共同で、同じく自動運転用ソフトウェアのオープンソース化を目指している中国の百度(バイドゥ)へと対抗する。

自動運転の実現という高い目標に向けて、オープンソースソフトウェアを活用し、かつグローバルな連携に積極的に取り組む。そんな、世界に対する広い視野を持ち、新しいやり方で実現しようとする。2020年に生まれた「パシャ ドゥ カルティエ」は、そんな新しい世代の担い手に共鳴する腕時計だ。

エレガントで“静”のイメージのモデルが多いカルティエにあって、「パシャ ドゥ カルティエ」は少し異質な存在だ。防水性に優れたケースはカルティエの中では大振りで、厚め。堅牢性もあり、スポーティで活発なモデルである。

この時計のような会社でありたい


加藤は新しい「パシャ ドゥ カルティエ」を手に取り、開口一番「とてもシンプルで、洗練された印象を受けます」という感想を口にした。そして「ティアフォーも、こういう風な会社でありたいとかねがね思っています」と付け加えた。



「なにか成し遂げた人がつける腕時計というと、派手で力強さを感じさせるもの、というイメージがあります。しかし、この“パシャ ドゥ カルティエ”にはこれみよがしに飾り立てる装飾がないのに、シンプルだけれど非常に美しい。強い信念を秘めていながら、ことさら周囲を威圧することのない、自信のある佇まいだと感じます」

会社としてシンプルでありたい、そう語る真意を加藤は説明する。

「ベンチャーは、最短距離で、全速力で、一切余計なことを考えずに突き進まなければならない。しかし所々のディテールはしっかりしてないと高いところにはいけないのです。そういうことがこの時計には表現されているのではと感じました」

「パシャ ドゥ カルティエ」には視認性の高いグラフィカルなダイヤル、ケースとチェーンで繋がっているカボション付きのリューズカバー、ストラップと一体化したラグなど、他のどの腕時計にもない個性、そして、どのスポーツウォッチにもないエレガンスが備わっていた。

そんな「パシャ ドゥ カルティエ」が今年リニューアルして得た、新しい世代に共感を生むデザインを挙げると、いくつかのポイントがある。

たとえばベゼルが固定式になったことで細くなり、よりエレガントになったこと。そしてリューズカバーを外すとリューズの下に小さなスペースが現れ、そこにエングレービングを施すことが可能という遊び心が加わったことなどである。

また、工具なしでコマ調整ができる「スマートリンク」機構を備えたブレスレットと、ケース厚が9.55mm(41mmモデル)、9.37mm(35mmモデル)と薄くなったことによる相乗効果で、大幅に着け心地が向上し、ピタリとした腕へのフィット感を得たことは大きな進化だろう。

もちろんムーブメントも自社製「Cal.1847MC」をするなどパワーアップ。脱進機に非帯磁の素材を使用し、防水性、耐磁性の高さなど、堅牢性も格段に改善されている。



新しい「パシャ ドゥ カルティエ」は、その容姿共々、抜群の汎用性、万能性を備えたといっていいだろう。では、どのような人物に似合うのか? カルティエでは「世界に対する広い視野」「クリエイティブ」「多様な新しい道を歩む」といったキーワードを挙げている。

そう考えると自動運転の世界でオープンソースソフトウェアを武器に独創的な道を進む、加藤真平さんもそのひとりだ。

ただ、まだ会社自体は「1合目か2合目あたり」。今後、規模の拡大に伴い、開発も事業も経営も難しくなっていくことが予想されるが、「いまはその一つ一つをクリアしていくことに面白みを感じている」という。

日常の加藤さんは「時間を気にしたくない」との理由から、あまり腕時計をしない。でも、ここぞ、というときは必ず着けるという。

「たとえば、資金調達でビッグディールをしようとしたときは腕時計を身に着けてました。また、大きな発表があり、自分がティアフォーを代表して人前に出るようなことがあれば、やはり良い時計を着けてそこに立ちたいと思っています」

さらに高みを目指すティアフォー、そして加藤の歩む道がどのようなものになるか、まだ想像もつかない。


CARTIER Pasha de Cartier
カルティエ「パシャ ドゥ カルティエ」


© Cartier

ムーブメント| 自動巻き Cal.1847MC
ケース素材| ステンレススティール、18Kイエローゴールド(41mm)、18Kピンクゴールド(35mm、41mm)
ケース径| 35mm、41mm
価格| 60万5000円~1968万円
問い合わせ| カルティエ カスタマー サービスセンター ☎︎0120-301-757

Promoted by Cartier / text by 福留亮司 / photographs by 淺田創(secession) / edited by 青山鼓

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