仮想通貨業界ではここ最近、複数の前向きな動きが報じられている。先日は、長年ビットコインに懐疑的な立場をとってきたJPモルガンが、投資家向け資料で「ビットコインが金と比較して、かなり上昇する見通しだ」と述べたのに続き、デジタル資産に特化した部門を立ちあげた。
ペイパルも先週、アプリ内でビットコインの購入を可能にすると宣言し、同社の競合であるスクエアも5000万ドル相当のビットコインを購入したとアナウンスした。
アヴァンティは、来年から銀行業務を開始する予定だが、正式な立ち上げまでに銀行局と協力し、営業権を取得する必要があるという。
アヴァンティや当局の担当者が、前例のない任務に取り組んでいることは明らかだ。ワイオミング州監査局の暫定ディレクターのフレッド・ライフは、「今回の動きが始動したのはわずか数年前のことであり、関係者は時代の最先端を走っている」と述べた。