挑戦する人と挑戦する企業をつなぐ、Forbes JAPAN 初の採用ブランディング

花が毎月届く家はどれほど華やかなのだろう。
ビールが美味しく飲める家ならば、毎日の晩酌が至福になる。
いや、待てよ。体組成計が各所に設置された家ならば、食事の量も酒量も気になるな......

「こんな家があったら面白い」を実現し、暮らしそのものを演出する住まいは、どのような哲学のもと発想されるのか。

コスモスイニシアは、手がけるリノベーションマンションで、“それ”を体現している。

本記事では、流通事業部商品企画部建築課にてリノベーションマンションの商品企画を担当する奥本裕美子を取材。彼女の考える、デザイン性や機能性を超えた、一歩先の価値について訊いた。

リノベーションマンションは一点もの。住む人の暮らしも“デザイン”する


近年、熱視線を浴びているリノベーションマンション。時に「憧れの暮らし」を手の届く価格で叶えられるため、顧客層も多岐に渡る。

コスモスイニシアが販売する新築マンションの顧客は主にファミリー層で、価格帯は都内で約3000万円〜7000万円ほど。

一方、リノベーションマンションの顧客はというと、理想のライフスタイルをリーズナブルに実現したい単身者から、住宅のこだわりを徹底的に追い求める高所得層まで存在し、価格帯も約2000万円〜2億円台と幅広い。

また新築は1棟に数十~数百戸等、大規模に開発されることも多いが、リノベーションマンションは一つ一つの部屋をコンセプトを持って改修する、まさに一点もの。全ての住戸を一斉に売り出す新築マンションと比べ、それぞれの物件の魅力を際立たせなければいけない。

では同社が手がけるリノベーションマンションには、どんな思想が込められているのか? 

「一言で言えば、『お客さまがときめく住まい』」と奥本は言う。

“ときめく住まい”とは?─ ピラミッド型の図をイメージすると理解しやすい。

最下部は「安心安全」。同社が創業以来45年以上かけて蓄積したマンション開発のノウハウに基づいた安全性、長く安心して暮らせるアフターフォローが土台にある。

二段目は、「空間設計」。ただ広い部屋をつくるのではなく、家具が置きやすい、生活動線がスムーズであるなど、快適に暮らせる空間をつくる。

そして最上部が「Next GOOD」だ。暮らしに付加価値をもたらし、家に帰ると、ときめきを感じるような”一歩先”の住まいを提供する。

しかし、一つ疑問が浮かぶ。

土地や建物の構造が決まっている中古マンション。どのように付加価値を与えるのか?

「コンセントの位置を変えたり、空間を綺麗にしつらえたりしても、構造は変えられないため限界はあります。ただ、問題はそこではなく、住人となる方が快適に楽しく過ごせるよう、暮らしそのものをどのように演出するかが重要だと私は思うんです。

私たちの仕事は、内装だけでなく暮らしそのものをデザインすることと言えるかもしれません」

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前代未聞のコラボレーションも、上司は“あっさり”許容


冒頭で紹介した、「ビールが美味しく飲める家」の事例を紹介したい。実は、すでに世の中に存在する物件なのだ。

「贅沢な一杯を愉しむ家」をコンセプトにつくられたリノベーションマンション。大手酒造会社との前代未聞のコラボレーションにより実現した。

各部屋には1年間無料契約のビールサーバーが設置され、内装にはビールの泡をモチーフとしたデザインが施されるなど粋な遊び心が満載だ。ビール好きな人が笑顔で過ごせる暮らしを見事に演出した。

プロジェクトの立ち上げ人はこのストーリーの主人公である奥本。手がけたのは入社6年目、今の部署に異動して2年目の頃だった。

「私自身、ビールが好きで。『愛媛県の家庭では蛇口からポンジュースが出る』という都市伝説のように、ビールがいつでも家で飲めたらいいな、と思ったんです」

奥本は、アイデアの実現のためすぐ行動を起こした。当時一切繋がりのなかった大手酒造会社のお問い合わせフォームに連絡。すると先方からは「ぜひ打ち合わせしたい」と返事がきた。

一般的な企業ならば「順番が違う!」と怒られそうだが、奥本はアポイントをとった上で企画について上司に話した。すると「面白そうじゃん。やっていいよ」とあっさり許可をもらえたという。

会社の理想と合致するなら、若手の斬新なアイデアも傾聴し受け入れていく同社独自の文化が伺える。

後日打ち合わせをすると、先方の担当者は「兼ねてから住宅にビールサーバーを提供したかった」と打ち明けてくれた。

奥本のアイデアと先方のニーズは見事に噛み合い、ビール好きにはたまらないコラボレーション物件が見事に誕生することになったのだ。

まさに、「やりたい!」と思ったことを実現できた企画だった。ただ何よりも嬉しかったのが、実際に住みはじめた女性の感想を聞いた時だ。

「部屋もとてもオシャレにされていて、ビールを飲む楽しみがこれまで以上のものになったと、喜んで生活されているというお声を耳にしました。ビール好きにビールをより楽しんでもらう、そのコンセプトが隈なく伝わったことを実感できて、自分で自分を褒めてあげたいと思いました(笑)」

入社前、十数人の従業員と面談。“全員”が働く喜びに満ちていた


奥本が「暮らし」を強く意識するようになったのは、大学生の頃。当時建築学を専攻していたが、建築物の造形美にことさら惹かれていたわけではなかった。奥本がメインとする研究は「人々の暮らしの変遷」。

時には地方の限界集落を訪れ、現地の高齢者たちと交流しながら、畑でつくられた野菜や山野で狩られた猪を一緒に食すなど、多様な暮らしのあり方を体感した。

就職活動を迎え、多くの同級生が設計事務所やゼネコンを志望する中、暮らしを基点に建築に関わりたい奥本はコスモスイニシアを志願。理由は商品企画から販売まで一気通貫で事業に携われること......はもちろん、何よりの決め手は、従業員との面談だ。

「どの企業の人事も、お手本となるいい従業員を面談に連れてくるじゃないですか(笑)。それでも他の会社だと3人に1人くらいは働くことをつまらなそうに話すんですけど、コスモスイニシアは違った。

他社とは比にならないほどの人数に会ったのに、全員、イキイキと話すんです。さらに話す内容も『ゆくゆくはこんな仕事をしたい』と、やりたいことを明確に持ち、既に取り組んでいる仕事も自ら楽しくしていることが伝わってきました」

2013年、願いは叶い、奥本はコスモスイニシアに入社した。

「住んでいる人の声を直接聞きたい」と思い、希望通り営業に配属。顧客の生の声を聞くかたわら、上司に新しい物件の企画も提案し続けた。

そして、「顧客の声に寄り添った住まいを自分の手で生み出したい」という強い思いもあり、2017年にリノベーションマンションの商品企画を担う部署へ異動する。

笑いを交えて物件の企画について話す奥本を見ると、仕事を心から楽しんでいることがよくわかる。

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理想の住まい、それは住む人の人生を豊かにする存在


ビール好きのための物件を皮切りに、奥本は独自の切り口から、リノベーションマンションを次々と生んでいる。

「青山フラワーマーケット」を運営するパーク・コーポレーションとのコラボレーションでは、「植物と暮らすライフスタイル」を提案し、毎月花やハーブを届けるサービスを提供。凸版印刷とのコラボレーションでは、洗面台の床に体組成計を設置し、より手軽に毎日の健康管理ができる住まいを提供した。

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「& plants life」をコンセプトにパーク・コーポレーションとコラボレーションした『ドルチェ大森山王』

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『クレッセント高津Ⅱ』では凸版印刷開発の体組成計を組み込んだ床材を導入した

なぜ彼女は、こんなにもユニークなアイデアを思いつくのか。

気になって質問をぶつけてみると、非常に実直な、そしてエモーショナルな答えが返ってきた。

まずは、1人の居住者として「こんな家に住めたらいいな」と理想を考える。

無論、それだけではない。

コスモスイニシアに数十年分蓄積されている、顧客アンケートを参考にするのだ。

そこから「やりたい」を源にしたアイデアと顧客の本音の接点を探り、心がときめくようなリノベーションマンションの企画を導いていく、と。

そして、創造した価値を伝える工夫も惜しまない。

「現地で物件をどのように案内するか、Webの宣伝文句、コピーライティングはどうするかも、販売担当者と一緒にとことん考えます。

また新築マンションの場合、現地で案内するのはコスモスイニシアの従業員ですが、中古マンションの場合、他社の営業の方が媒介に入って案内することも少なくありません。その人たちに文言の指示はできない。だからコンセプトやお勧めのポイントがお客さまに伝わるよう、部屋にPOPを置くなど、伝えるための工夫をし尽くすんです」

現在は新規事業開発を手掛けるR&D部門を兼務している奥本。今後のキャリアをどう描いているのかと聞けば、思いも寄らない、「プロモーションをやりたいんです」という答えが返ってきた。

なぜ、プロモーションに?

「営業、商品企画も経験し、伝えることの大切さに気付きました。次は私たちが手掛けた物件の魅力や住む人の暮らしに対する思いが、より広く隅々まで伝わるようにしたいのです。ゆくゆくは、自社サービスに付加価値をつけたいと考えている企業から『コスモスイニシアとコラボしたい!』とひっきりなしに声がかかる状態をつくる、それが次の目標です」

ただ根底にある、暮らしへの純粋な想いは変わらない。奥本は笑顔を交えながらこう話してくれた。

「とにかく、わたしたちの物件に住んだお客さまに、家を好きになってほしいんです。ただ食べて寝るだけの空間ではなくて、毎日帰ってくるのが楽しみになる家になったらいいなって。家が好きだったら、人生そのものがより楽しくなるじゃないですか」

明るく前向き、そして何よりも住まいへの強い愛を彼女は惜しみなく伝えてくれた。

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