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ドナルド・トランプ大統領(Photo by Scott Olson/Getty Images)

米国のドナルド・トランプ大統領の選挙キャンペーンサイトが10月27日夜にハッキング攻撃に遭い、一時的に仮想通貨の詐欺広告が表示された。サイトは間もなく復旧し、サイト管理者によるとデータ流出は起きていないという。

27日の午後7時(米国東部時間)過ぎに、サイトのAboutページに次のようなメッセージが表示された。「このサイトは押収された。トランプ大統領が連日発信するフェイクニュースに世界はうんざりしている」

サイトはその後間もなく復旧したが、ハッカーらがどのようにアクセスしたかは明らかになっていない。彼らは内部のデータへのアクセスに成功したと主張し、トランプ政権が新型コロナウイルスの誕生と関わりを持ち、外国の勢力と共謀して選挙を操ろうとしていると述べている。

しかし、ハッカー集団が内部の機密情報やセンシティブなデータにアクセスしたことを示す証拠は示されていない。メッセージには仮想通貨モネロ(Monero)のウォレットのリンクが掲載されており、資金をデポジットするよう呼びかけていた。

今回の攻撃の背後に居るグループが、海外の勢力なのかどうかは定かではないが、メッセージの英文の文法上の誤りから、執筆者の母国語が英語ではないことが伺える。

トランプのコミュニケーションディレクターのTim Murtaughは、声明で次のように述べた。「本日夜に選挙キャンペーンサイトが攻撃に遭い、我々は法執行機関と共に調査を進めている。サイト上にセンシティブなデータは保管されておらず、この攻撃によるデータ流出は起きていない」

今回の攻撃は仮想通貨の詐欺広告を掲載した点で、7月に発生したツイッターへの攻撃と類似している。その際には、民主党の大統領候補のジョー・バイデンを含む複数の著名人のアカウントがハッキング被害に遭っていた。

編集=上田裕資

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