テレワーク拠点としての軽井沢が持つ「予期せぬ偶然」のチカラ

矢ケ崎公園から浅間山を望む。右側は大賀ホール (筆者撮影)


急拡大した軽井沢のワークスペース


現在軽井沢町全体では、ここ1年で20か所以上のコワーキングスペース、サテライトオフィス、ホテル内ワークスペース、オンライン会議専用ラボなどがオープンし、多様なワーカーを受け入れている。

特に、軽井沢駅周辺から旧軽井沢エリアは、15分もあれは歩いて回れる狭いエリアだ。そこに様々なタイプのワークスペースが7か所もある。さらにレストラン、バーなどの飲食店も多い。

軽井沢のワークスタイルは、ワークの途中で森の中の別荘地を歩いて野鳥の歌声、さわやかな風・四季折々の風景など軽井沢の自然を感じ、レストランで食事をし、芸術に触れる、偶発的ないろいろな出会いもある。別荘所有者も、別荘だけではなく気分転換もかねてワークスペースを利用するケースも多い。それが軽井沢のワークスタイルだ。

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軽井沢プリンスホテル コテージ

またホテルもワーケーションプランに積極的だ。その中でも軽井沢プリンスホテルは、コテージに宿泊、別荘気分を味わいながらリゾートワーケーションを楽しんでもらおうとプランをいち早く開発した。最近では3日~6連泊の短期から、7日~27連泊の中期などのリゾートワーケーションプランも設定、大人気となっている。

文、写真=鈴木幹一

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