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「カインズが生産しているおしゃれな感じのプライベートブランドやCMのテイストを見れば、そのことがよくわかると思います。逆にニトリからしてみれば、カインズが自分の領域へと食い込んできているという意識があるのかもしれません。ニトリのホームセンター業界への参入が現実化するとしたら、カインズを牽制するような意味合いを持つことになると思います」

ホームセンター業界では近年、M&Aが相次いでおり、業界大手のコーナン商事が2019年にプロ用建材資材卸の建デポをLIXILから約240億円で買収するなど、再編が加速している。

今回のDCMのTOB実施においても、成立すればカインズを抜いて業界1位に躍り出ることから注目を集めたが、ニトリがさらに絡むことで状況はより複雑になる。今後どんな展開となっても、業界が大きく再編される可能性は高そうだ。もしニトリによる島忠買収が現実化すれば、ホームセンター業界がニトリ(=島忠)とカインズの2大巨頭として再編されることもありえる。今後も業界の動向から目が離せない。

文、写真=渡邊雄介

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