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Photo by Chesnot/Getty Images

物議を醸した映画の公開や、第3四半期の成長予測が予想を下回ったことは、今年のネットフリックスの株価にほとんどダメージを与えていない。同社の株価は、8月下旬に史上最高値を更新した後、9月の市場全体の調整で小幅な下落を記録したが、現在の株価水準は再びピークレベルに近づいている。

ネットフリックスは10月13日の株式取引終了後に、第3四半期の決算発表を予定している。ここでは同社がいかにパンデミック後のエンタメ業界で覇権を誇っているかを示す、5つの数字を紹介しよう。

時価総額2350億ドル


2350億ドル(約25兆円)──。これはネットフリックスが13日に第3四半期の業績を発表する前日の時価総額だ。同社の時価総額は2020年だけで1000億ドル近い上昇となっており、創業23年のネットフリックスはS&P 500の中で、最も時価総額が大きい20社に入っている。同社の時価総額は、ウォルト・ディズニーやコムキャスト、AT&Tらを上回っている。

年初から株価60%上昇


ネットフリックスの株価は、年初から60%以上も急騰している。比較すると、同期間のS&P500の値上がり率はわずか6.5%だった。同社の共同創業者でCEOのリード・ヘイスティングスは、パンデミックの間に20億ドル近くの資産を増やしている。

1997年にDVDのレンタルサービスとしてネットフリックスを立ち上げ、その株式の約1%を所有する60歳である彼の保有資産は現在、約54億ドルとされている。

有料会員1億9500万人


アナリストらは、ネットフリックスが火曜日に報告する有料会員数が、1億9500万人に達すると見込んでいる。これは、第2四半期から約250万人の増加で、同社の直近のガイドラインに沿った内容だ。ネットフリックスは7月に、消費者が映画館やライブ会場に向かわなくなった結果、ストリーミングサービスの利用時間を増やし、今年の上半期の数カ月に2600万人の新規加入者を獲得したと発表していた。その内訳は、第1四半期に1000万人、第2四半期に1600万人近くだった。

投資調査会社CFRAは10月12日、ネットフリックスの株を買いと評価し、国際市場からの新規加入者の増加によって、会員数はさらに増加する見通しだと述べた。

第3四半期の売上は64億ドル


アナリストらは、ネットフリックスが第3四半期の売上を64億ドルに伸ばすと予想しており、これは前年同期比で20%以上の増加だ。同社はまた、1株当たり約2.13ドルの収益を報告すると予想されるが、これはパンデミックの影響でコストが上昇しているため、昨年の1株当たり1.47ドルから減少する見通しだ。

バンカメの目標株価は670ドル


バンク・オブ・アメリカは10月16日、ネットフリックスの目標株価を以前の575ドルから17%近く引き上げ、670ドルとした。同社はウォール街の関係筋の中で最も強気の見通しを示している。

バンク・オブ・アメリカは、短期的にはネットフリックスを取り巻く状況に不確定要素があるものの、同社の今年上半期の新規加入者数の伸びが加速したことは、「恒久的な利益」になると述べている。ただし、ネットフリックスの株価をウォッチしている39人のアナリストたちの目標価格の平均は、現在の価格の1%以内の約527ドルとなっている。

編集=上田裕資

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