なお9ポイント差 窮余のトランプ、バイデン一家の攻撃に躍起

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ニューヨーク・ポストが報じた内容は、トランプにとって爆弾となる可能性もある。ハンターのハードディスクから回収されたとされる電子メールのリークには、トランプの顧問弁護士であるルディー・ジュリアーニが関わったとされ、ジュリアーニはその役割をめぐって情報当局の調査対象になっているからだ。

トランプは2019年12月、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領に対して、バイデンが圧力をかけた検事総長解任について調査するよう求めた問題で、弾劾訴追された。ジュリアーニはこの問題にも深く関わったとされ、ニューヨークの連邦検察が捜査に乗り出したと伝えられる。

ブルームバーグやヤフー・ニュースによると、ニューヨーク・ポストの記事についてバイデンはコメントを拒否し、「新たな中傷キャンペーンだ」と批判した。

リアル・クリア・ポリティクスがまとめた世論調査の平均で、バイデンは先週時点でトランプに8.9ポイントの差をつけている。選挙結果を左右するスイング・ステート(揺れる州)でも、バイデンはミシガン州で7ポイント、ウィスコンシン州とペンシルベニア州で6ポイント、アリゾナ州で4ポイントと、かなりのリードを保っている。

編集=江戸伸禎

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