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プログリット代表取締役社長の岡田祥吾

「30 UNDER 30 JAPAN 2020」の受賞者として選出された、プログリット代表取締役社長・岡田祥吾。彼が立ち上げた英語コーチングプログラム「プログリット(PROGRIT)」は、科学的アプローチに基づいた確実な成果を提供し、本田圭佑はじめ、多くの経営者から厚い信頼を得ている。

大学卒業後にマッキンゼー・アンド・カンパニーへ入社。コンサルティング業務に従事したのち、2016年に共同創業者の山碕峻太郎とプログリットを設立。創業3期目で売上17億円を達成し、着実に成長を遂げている。

今回、岡田を推薦した本田圭佑は、彼の「経営者としての優れたバランス感覚」を高く評価。論理と感覚、慎重さと大胆さ……経営者として両極の思考を兼ね備えた岡田に、起業の経緯、事業が軌道に乗るまでを支えた「ある人物」の存在、今後の展開を聞いた。



3年で「インパクトドリブン」と「論理思考」を叩きこむ


──新卒でマッキンゼー・アンド・カンパニーに入社、3年で退社。そこから起業をしたのはなぜでしょうか。

父が経営者だったので、将来的に会社を経営したいという思いは幼少期からずっと抱いていました。一方で、就活時期に自分の実力を考えた時に、すぐに起業しても成功するイメージが持てず、漠然と「まずは、ビジネスマンとして成長しなければ」という思いがありました。そこで、一番成長できる会社はどこか、という軸で就活を開始しました。

ただ、成長にはキリがないので、3年間というリミットを設け、面接時から「3年で辞めて起業したい」と伝えていました。実際、そこで学んだ「インパクトドリブン」と「論理思考」は自分の根底に染みついていて、経営でも意識しています。

マッキンゼーはお客様に対してどれだけ価値を与えられたか、つまり「インパクト」に異常なまでの執着がある社風だったので、今でも「頑張ったから、結果がそこそこでもいいか」という思考には絶対になりません。ビジネスではエモーショナルな部分や閃きだけではなく、前提として戦略が論理的に繋がっていることが大切です。

僕は元々感覚的な人間だったのですが、マッキンゼーというロジカル集団の中で論理思考がかなり鍛えられたと思っています。

英会話業界の課題解決への使命感で創業


──すでに多くの競合が存在する英会話ビジネスに参入した理由は?

元々は「家事代行サービス」で起業しようと思っていたんです。しかし、資金調達も一切できずに失敗。共同創業者とその理由をディスカッションし、自分たちはマーケットや競合の状況を見て、完全に「お金儲け」だけを考えてサービスを創っていたということに気が付きました。家事代行サービス自体に熱い思いがなかったんです。これだと誰の共感も得られないし、自分たちも続かないな、と。

そこでお金儲けの考えは一旦排除した上で、自分たちが本当にすべきことは何かと模索したところ「英会話」にたどり着きました。

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