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シブハラフェスで初めてプロデュースに挑むモデル・タレントのりゅうちぇるさん(写真=帆足宗洋)

コロナ禍に渋谷で新しく生まれ変わった宮下公園で、初めてのファッションショーが開かれる。

渋谷・原宿エリアをファッションで盛り上げる恒例のお祭り「SHIBUYA HARAJUKU FASHION FASTIVAL(通称・シブハラフェス)」が10月17日に今年も新しい形で開催される。フェスの皮切りとなるファッションショーのプロデュースを務めるのはモデル・タレントのりゅうちぇるだ。

例年はこのエリアのショップが200店舗ほど参加し、一般の人たちが渋谷区を回遊しながらファッションを楽しめる企画となるが、今年は集客型イベントは難しく、4つのファッションショーやインスタレーションを実施。オープンエアーの空間にランウェイが広がり、流行の発信地・渋谷から全国に向けてライブストリーミングで配信もされる。

初めてプロデューサーを務めるりゅうちぇるは、どのようなステージを作り上げるのだろうか。原宿でのショップ店員時代にデビューのきっかけを掴んだ彼に、渋谷・原宿エリアへの思いとショーに込めた願いを聞いた。


──18歳で上京し、原宿の街がりゅうちぇるさんに与えた影響は何ですか。

僕は沖縄出身なので、地方だとド派手で好きな格好をしていると目立つんです。僕は高校生のころそれでいいやと思っていたけど、本当は仲間を作りたかった。お互い刺激し合えるような所に溶け込みたかったという思いがあって、原宿に上京しました。

そしたらやっぱり同じような気持ちで原宿に来ていた人が多かったので、みんなそれぞれの夢で溢れていてすごく刺激になりました。おしゃれな人も多くて「自分も負けないぞ」って。良いライバルができて、見せ方をもっと研究したり。そういう意味でもテレビに出る前のりゅうちぇるの土台づくりが原宿でできた気がしています。

パートナーであるぺこりんや一生の仲間など、地方から出なかったら出会いには恵まれなかったと思うし、自分自身を高めることができたと思います。

原宿という場所が自分を受け入れてくれて、自信に繋がりました。原宿で蓄えた自分の魅力と自信のおかげで日本全国で活躍していくんだ、という気持ちになれたので、すごく人生や考え方を変えてくれたなと思っています。

──原宿に馴染みが深いりゅうちぇるさんですが、渋谷にはどんな印象がありますか。

僕、もともと渋谷をすごくライバル視してて、原宿ならではのプライドがあるんです。109よりラフォーレでしょみたいな(笑)。なので渋谷と原宿が一緒と思ったことはなかったんですけど、原宿の文化があるように、渋谷も素敵な文化をたくさん作り上げてきたところですよね。

いろいろな年齢、性別、文化の人たちがいて、渋谷区はそれを誇れる街であることが素晴らしいと思います。

文=河村優、聞き手=督あかり、写真=帆足宗洋

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