そして今、確度の高いリーク情報で知られるジョン・プロッサーが新たな内部情報を入手した。プロッサーによると、このヘッドフォンは製造面での課題に直面した模様だ。その結果、いくつかの主要な機能を削ぎ落とした、デバイスが発売される見通しという。
アップルが機能面で妥協したプロダクトをリリースするのは稀だが、問題の機能はソフトウェアのアップデートで実装されるのかもしれない。AirPods Proは直近のアップグレードで、サラウンド再生が可能になったが、この機能もソフトウェアの更新によって追加されていた。
プロッサーによるとAirPods Studioの出荷は早くても12月以降になる見通しだが、発表そのものは11月になる可能性が高いという。さらに、悲観的な見通しとしては発売が来年の3月以降になる可能性もあるという。
アップルが仮に、フルバージョンのプロダクトを投入しようとしているのであれば、それは嬉しい報せに違いない。しかし、来年まで待たされるというのは非常に辛い気もする。
ただし、アップルがAirPods Studioの発売を延期する代わりに、忘れ物防止タグのAirTagsを11月に発表する見通しが強まったとプロッサーは述べている。AirTagsは、自宅の鍵や財布に紐付けて、紛失した際に位置を通知したり、アラームを鳴らしてくれる小型のスマートタグだ。
プロッサーによると、アップルはAirTagsの発売に向けた準備を既に終わらせているとのことで、これが事実であれば、11月のイベントは大いに期待すべきものになりそうだ。