どれも、もともとは一番希望のものが手に入らなかったというマイナスのシチュエーションでしたが、「太陽フレーズ」によって、まるで魔法のように、結果的にそれでよかったというプラスのシチュエーションに変えています。
在宅勤務、オンライン会議の時こそコミュニケーションの質が問われる
最近では在宅勤務を取り入れている企業も増え、同じ職場内でも対面ではなく電話やメールでやりとりすることも増えてきています。
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電話やメールでのやりとりでは、表情や温度感が伝わりにくいため、対面のときと同じ言葉を使っても、きつい印象を与えてしまいがちです。メールはさらに声もトーンもわからないので注意が必要です。つい必要な用件のみ送ってしまいがちなメールですが、メールこそ「クッション言葉」と「太陽フレーズ」をおおいに活用するよう心がけましょう。コミュニケーションがスムーズになり、要望も快く受け入れてもらいやすくなるはずです。
清水裕美子◎日本航空(JAL)の客室乗務員として国際線ビジネスクラス、ファーストクラスなどを含め約5年乗務する。退職後はCA流美容コンサルタントとしてセミナー、メディアなどで活動するほか、日本初のCAが発信する総合情報サイト「CA Media」を立ち上げる。All Aboutビューティー担当ガイド。最新の著書は、『ファーストクラスCAの心をつかんだ マナーを超えた「気くばり」』(青春出版社、2020年7月刊)。