先行して発売されたPixel 4aと3台を並べてみると大きさの違いは写真のようになる。手に触れてみてもサイズ感に大きな差は感じなかった。最も大きな6.2インチのPixel 4a(5G)も本体がスリムなので、手が大きめの方であれば片手で割と快適に操作できると思う。
左からPixel 4a(5G)/Pixel 5/Pixel 4a。中央のPixel 5にはカラバリが2種類ある。5G対応モデルはデュアルカメラ搭載。
フロント側にはディスプレイにパンチホールを設けて8メガのカメラを搭載している。サイズ以外は本当によく似ている。背面は左上にカメラユニットを搭載するボックスを配置。レンズの数でPixel 4aとほかの機種が見分けられる。
Pixel 5だけJust BlackとSorta Sage(薄いグリーン)の2色が選べる。筐体ほ素材はPixel 5が100%リサイクルアルミニウム、Pixel 4a(5G)とPixel 4aがポリカーボネイト樹脂だ。質量は軽い順に4a(143g)/5(151g)/4a 5G(168g)になる。
3つのモデルが背面に指紋認証センサーを搭載している。Pixel 4シリーズは顔認証にしか対応していなかった。マスクを着けて外出する機会が増えた現在のコロナ禍中には指紋認証センサーで画面のロック解除が素早くできる仕様がありがたい。
背面には指紋認証センサーがある。カメラは広角・超広角のデュアルレンズ仕様。
Pixel 5とPixel 4a(5G)のメインカメラは12.2メガのデュアルピクセル広角レンズと16メガの超広角レンズによる2眼仕様。超広角レンズは、例えば雄大な風景写真や複数人数による集合写真をフレームに納めやすく、アーティスティックな表現を写真と動画に盛り込めるので、最も楽しく使える組み合わせではないかと筆者は思う。
Pixel 5で撮影。左が広角カメラ、右が超広角カメラ。風景写真もより広い景色を写し込める。