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誰もが一度は憧れるであろう、夢のマイホームを持つこと。しかし、その夢を叶えるためには、数百万円から数千万円ものお金がかかる。ましてや、この変化の激しい時代にマイホーム購入の決断を下すのは、相当の勇気がいることだ。だが、そんな諸氏に朗報だ。


ラムダニスさん一家のマイホームは、3Dプリンターで建てた世界初の家屋の1つだ。一家は最近、フランスに建てられた3Dプリンター製の家に転居し、そのニュースが世界中で注目を集めている。4つの寝室があるこの家は、未来を開くプロジェクトのモデルケースとして申し分ない。そのプロジェクトの目的は、誰もに安価で短期間にマイホームを建てられるという発想を抱いてもらうことだ。

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コストは20%カット、1日半でもう1軒も完成か


3Dプリンターで造られた住宅のプロトタイプには、建築家の夢が詰まっている。身体に障害のある人々の利便性を考えて管理をデジタル化し、曲線を描いた壁でもって、室内の湿度による影響を抑えるようにしているのが特徴だ。出力にかかった時間は2日弱。さらに4カ月をかけて、屋根や窓、扉を取り付けた。

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建築費はおよそ17万6000ポンド(約2419万円)。3Dプリンターによる建築なら、従来の建築技術を駆使した場合と比較して20%のコストカットが叶うという。

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さらに、従来の建築ソリューションで家を建てた場合と比べて、すべての工程を格段に短縮できる。3Dプリント担当チームは、1日半あれば同じ家をもう1軒建てられそうだと考えている。この家は、フランスのナント大学、市議会、そして住宅協会の協働によって完成した。1022平方フィート(約95平米)の広さで、家族5人が快適に暮らせる。

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翻訳=神原里枝 編集=石井節子

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