旅行ブロガーのジオバンナ・シルベストリは、精神とアパレルの間にある溝を埋めることを目的としたユニークなヨガウエア企業コンフューズド・ガール・イン・ザ・シティ(Confused Girl in the City)を創業した。
社名を「コンフューズド・ガール(混乱した女の子)」としたのは、「現時点での自分自身を受け入れることを表現」したかったからだという。「行き詰まって迷っているように感じているとき、私たちは自分を受け入れず、自分はダメだと思ってしまう。自分を受け入れることにより、自分の本当の姿が見える」とシルベストリは語る。
シルベストリは自身の経験や苦労に基づき、人生に迷ったように感じている人へのアドバイスを授けてくれた。
1. 混乱を受け入れること
自分の混乱した状態を受け入れる、というのは、言葉では簡単だが、実行するのは難しい。私たちは人間のさがとして、世界を白黒のどちらかで見たがる。混乱を受け入れることは、手のひらに雲をつかもうとするようなものだ。
「混乱を感じている女性には、『音楽をかけて、楽しく踊ろう。人生の方向性を変えるような大きな節目を迎えようとしている今は、とてもエキサイティングな時期なのだから』と言っている」とシルベストリ。
次に起きることを広い心で受け入れるのと同時に必要なのは、混乱が美徳となり得ることを理解することだ。「今混乱しているのは、私たちが世界を別の視点から見て突破口を見つけ、自分の本当の姿を発見できるようにするために神様が仕向けたことだとしたら? 全ての答えを知らないことを恥ずかく感じる必要がないとしたら? 混乱しながらも、もうすぐ何か素晴らしいことが起きることが分かっていて、少しわくわくした気持ちが持てるとしたら?」
こうした点について自問することで、混乱を敵ではなく味方として受け入れることができる。