台湾フォックスコンがEV事業を拡大、「iPhone依存」低減へ

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フォックスコンの今年第2四半期の純利益は約229億台湾ドル(約840億円)で、前年同期比34%増となった。売上は1.13兆台湾ドルに達したが、アップルが新型iPhoneの発売を遅延させたことで、第3四半期の売上は減少する可能性があるという。

一方で、フォックスコンの自動車関連の製造受託からの売上は昨年、95億台湾ドル(約350億円)に達していた。

フォックスコンとユーロンの2社は今回の提携で、デジタルヘルスケアやロボティクス分野への進出も加速させていく。台北本拠のユーロンは15カ所にデザイン及びR&Dセンターを構え、42の製造拠点を保有するが、その多くは台湾の国外にある。

編集=上田裕資

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