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2020.10.14 14:30

自宅でのティータイムを向上させる8つの方法

Roman Larin/EyeEm / Getty Images

ストレスが多いこの時期に、熱い茶を手に丸くなること以上にほっとすることはない。

ティーソムリエのガブリエル・ジャマルは「茶は私たちの生活で非常に重要な部分を占めていて、世界中の非常に多くの人が個人的に情熱を燃やしているものだ」と語っている。「茶は全ての文化の基本で、健康の基盤だ。また、茶はいつでもどこでも楽しむことができる」

しかし、茶はほっとするためだけの飲み物ではない。国連食糧農業機関(UNFAO)によると、茶は水に次いで世界で2番目に人気の飲み物だ。

もちろん、体にも良い効果がある。ロンドンの高級茶企業ニュービーティーズ(Newby Teas)で北米事業開拓部長を務めるラージ・シンは「茶は、ポリフェノールやフラボノイドといった免疫を向上させる抗酸化剤が詰まっていて、多くの健康効果を持つことで歴史的にあがめられてきた」と述べている。「茶には天然のカフェインが含まれていて、摂取後はゆっくりと血中で放出され、脳を優しく起こし回復させてくれる」

ここに挙げた専門家のコツを実践すれば、よく家で茶を飲む人も初めて挑戦する人も、自宅でのティータイムを一段と向上させることができるだろう。

1. 正しい茶を選ぶ


まずは、ティーバッグに入っていない有機ハーブティーから始めよう、とジャマル。「私が個人的に気に入っているのは菊かニワトコの花だ」と続けた。

リラックスできる1杯として、シンは別のハーブティーを勧めている。「就寝時の茶としてよく知られているカモミールは、腸の筋肉から上腕二頭筋まであらゆるものを緩ませ、胃の痛みや軽いうずきを緩和し、ぐっすり眠れるよう神経を静めてくれる」

ローズヒップとハイビスカスは、高コレステロールと消化の問題を解消する健康的な組み合わせだ。シンは「抗炎症性は高血圧の人にも効果があり、血圧をより健康的な水準に下げることができる」と説明し、さらに「ハイビスカスはビタミンCが豊富で軽い利尿剤として作用し、体から過剰な水分や毒素を排出してくれるため、全般的により元気で健康的に感じさせてくれるだろう」と補足した。

免疫系を強化するには、抗酸化剤が豊富なショウガやビタミンCが豊富なレモンを試してみよう。抗酸化剤とビタミンは肌や髪にも効果があり、吐き気や消化不良も即座に緩和してくれる。

ハーブティー以外も試したい場合、シンによると一部の研究から紅茶には、脳卒中やその他の心臓血管系の病気を引き起こす血管の機能異常を逆転する効果があることが示唆されている。また、紅茶のテアフラビンは体内の異常細胞が大きなダメージを引き起こす前に、こうした細胞を破壊するとされている。さらにシンは、緑茶は軽い利尿剤として機能し、肝臓から毒素を排出すると補足している。
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翻訳・編集=出田静

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