Mallika Wiriyathitipirn / EyeEm

北半球では正式に秋になり、第3四半期から第4四半期へと移行した。2020年も残り90日だ。

一部の人はこの季節の変化を歓迎するかもしれないが、パニックに陥る人もいる。キャリアで立てていた計画や達成を望んでいた目標が実現しなかった場合は特にそうだ。

しかし、この異常な年に達成できなかったことにとらわれるのではなく、2020年の残りを新たな「キャリアシーズン」として組み直すのはどうだろう?

春や冬と同様、キャリアの“シーズン”は特定の時期で、環境の変化と一致している。特定の物事は自然とこうした時期に起きるため、1年の他の時期にずらそうとしても難しくなる(あるいはほぼ不可能になる)だろう。

例えば、基調講演者としてのキャリアを築くことを望んでいた人たちは今年、新型コロナウイルス感染症よるキャンセルに直面したとき、直接講演の仕事のシーズンを諦め、現在の状況により合った季節に動かさなければならなかった。

しかし、キャリアのシーズンは環境だけで決まるわけではなく、強みや願望、専門性によっても変化する。数十年にわたり企業に勤務した経験がある人は、新たなキャリアシーズンに自分のビジネスを立ち上げることを決めるかもしれない。その逆で、若い個人起業家はチームを基盤とした企業に入ることで貴重なソフトスキルを得ることを次のキャリアシーズンに選ぶかもしれない。

これまで予測不可能な状況が続いているが、2020年はどんなことも起き得ることがこれまで何度も示されてきた。変革を起こし、新たなキャリアシーズンを始めるためこの機会を活用することで、この状況を強みとして利用しよう。その方法は次の通りだ。

1. 現在と過去のシーズンを思い返す


季節が移り変わるときには常に移行期間があり、同じことがキャリアにも言える。新しいものを試す前に、最近の体験についてまずは思い返すことが役に立つ。どのような労働環境で、どのようなことをしていただろうか? それらは自分の関心にまだ合っていて、あなたは目標に向かって進展を遂げているだろうか? 何がうまく行って、うまく行かなかったのか? 何を楽しみ、何を逆に減らしたいと思うだろうか?

過去のシーズンを精査すると、パターンや好みが浮上する。誰とどのように時間を過ごしたかや、それが活力を与えてくれる前向きなもので成長を可能にしてくれたか、あるいは活力を奪う後ろ向きなもので、停滞するか、最悪の場合は後退してしまったかなどが分かる。また、移転可能なスキルでどのようなものが常に必要とされているかや、どのようなときにより生きているように感じたかに気づくだろう。これらは全て、あなたの次のキャリアシーズンに何を含めるべきかを示すヒントだ。

翻訳・編集=出田静

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