挑戦する人と挑戦する企業をつなぐ、Forbes JAPAN 初の採用ブランディング

「会社の仕事を通し、成長したか?」

この質問にうなずく人は多いかもしれない。入社当時はアタフタしていた仕事も、今では慣れたもの。中堅になると得意領域を深化させ、数字も上げられるようになる。

では、以下の問いに対して、迷わず首を縦に振れる人はどれだけいるだろうか。

「会社の仕事を通し、自分の夢に近づいているか?」

頼まれた仕事で結果を残し、上司から褒められると達成感もあるが、会社の成果と個人の人生における目標が重なることはおそらく少ない。規模が大きい企業ほどその傾向は尚更強いだろう。

ただ、今回紹介する企業は例外だ。

不動産開発から事業領域を拡大し、都市環境のプロデュース企業へと進化を続ける、コスモスイニシアである。

同社の人事や採用、制度設計を行う人事部人材開発課課長・石川博基は、“石川個人として”のやりたいことを全うしながら、その取り組みにおいても圧倒的な成果を生んでいる。

会社の仕事を通して夢に近づくキャリアとは、どう実現させるのか。コスモスイニシアでは、なぜ、従業員の「やりたい」を尊重するのか。石川のエピソードを追体験し、その真意に迫った。

入社の決め手は、「夢を語れる大人がいるか」


「“受けてもいい”と思った企業は、3つしかありませんでした」

こんなやつ超生意気ですよね、と石川は笑いながら話す。大学3年生、就職活動真っ最中のころだ。

実は当初、石川は企業に入るつもりはなかった。中学3年生からの夢である、学校の先生になるためだ。だがある時、「なぜ先生になりたいのか?」という疑問に徹底して向き合った結果、石川は進路の舵を大きく切った。

「自分が教わった大切なことを下の世代に伝え、元気にしたい」という根底の想いに気づいたからだ。

「先生という職業は、そのための手段でしかないと思ったんです。手段が目的になってしまっていたんですよね。でも視野の狭かった僕は、他にどんな方法があるのか分からなかった。広い視野を得られるのは、自らの判断でいろんなことを決められるビジネスの領域だと考えました」

石川の企業の選定軸は2つだった。一つは若手の裁量権が圧倒的に大きいところ、そして夢を語れる“大人”がいるところ。

「仕事終わりの飲み会が愚痴の言い合いなんて嫌じゃないですか。いくつになっても子どもみたいに夢を話す人たちがたくさんいて、未来の話を無邪気にできる組織に入りたかった」

選考企業と面談を重ねた石川。心を惹かれた従業員が多かったのが、コスモスイニシアだった。

「今でも最もリスペクトしている先輩が決め手でした。従業員訪問で彼は1時間、ホワイトボードにペンを走らせながら熱く話してくれたんですが、それは仕事の話ではなく家族のことだったんです」

2008年4月、石川はコスモスイニシアへ入社。入社間もなく、この会社の懐の大きさを体感する。

不動産売買仲介の営業をしていた時だ。石川は査定価格を顧客に報告する書類をもっと良くできるはずだと感じ、新しいフォーマットを提案した。「ほんと生意気な1年目でした」と苦笑いで振り返る。だがその提案は高く評価され、新たなフォーマットは全営業所で使われるようになったのだ。

「経験の浅い若手がアイデアを提案しても、上司や先輩はとことん話を聞いてくれて、一緒にアイデアを磨いてくれる。『やりたいなら一人で実現しろ』と放任するのではなく、最後まで応援してくれる会社なんです」

石川は「新人賞を獲ること、全社でトップになること」を会社で宣言。周囲のサポートを得ながら、新人賞、4半期連続全社MVP、顧客満足度No.1を獲得した。

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全社的な大プロジェクトは、ただただ、“楽しかった”


入社4年目、営業から人事へ異動した。

同社の新卒採用における着眼点の一つに、「その学生が人を好きかどうか」があるという。

従業員の入社動機で多くを占めるのが、「これだけ自分と向き合ってくれる会社はなかったこと」。根底の価値観まで理解しようとしてくれる姿に心を動かすメンバーが集まるからこそ、従業員が互いの意思を深く傾聴し、やりたいことを尊重する文化が受け継がれるのだろう。

2013年、石川は全社をあげたプロジェクトのメンバーに選出される。働き方改革プロジェクト「Work Style Innovation(ワークスタイルイノベーション)」だ。

育児休暇を終えた従業員がほぼ100%復職する環境であるがゆえに、時短勤務などでも働きやすく、時間あたりのパフォーマンスを高く発揮できる環境を整えることが一つの目的だった。

プロジェクトメンバーのうち8人がワーキングママ・ワーキングパパ、1人が介護をする従業員、そして育児や介護経験のない石川だった。当事者であるメンバーの意見を統合し、具体的な施策をつくりあげるのが石川の役割。

しかしプロジェクトを進めていく中で、問題の核心に気づいた。

「これは時短勤務の従業員だけの問題ではないと思ったんです。例えば従業員1人が1時間で発揮できるパフォーマンスの量が全員均一だとします。時短勤務の従業員が1人増えたら、単純計算するとパフォーマンスの総量が減るということ。すなわち全ての従業員が時間あたりのパフォーマンスを上げない限り、会社は衰退してしまいます」

重要な経営課題と捉え直し、プロジェクトを再出発させることに決めた本プロジェクト。その成果は、めざましかった。

ヒト・マネジメント、ワークプレイス、ビジネスデバイスの3領域に分けて各種の施策を推進した。その結果2019年度は2014年度と比較し、残業時間が47%、休日出勤が99%減少、有給取得率は45%から78%まで上昇した。一方で、会社の売上・利益は大幅に増加したのだ。

全社的なビッグプロジェクトだったが、石川は笑みを浮かべながら述懐する。

「皆が働きやすい環境にしたかった......と使命感を語ろうと思えば語れるのですが、正直言えばとても楽しかったんです。みんなの意見を一つのアイデアに落とし込んで、実行する。大きなプロジェクトが動いていく感覚がただただ、楽しかった」

自分の夢と、会社の価値観が重なる


20代をがむしゃらに駆け抜け、30代を迎えた石川。そのとき、「生きると働くが面白い社会をつくりたい」という人生の目的が明確になった。契機は本業に加えて始めたコーチングだ。

「成長と徹底的に向き合うと決めていた20代を過ぎ、これから自分はどうしたいのか、コーチングの授業で向き合いました。すると、深く根付いていた想いをはっきり言語化できたんです」

コーチングに興味を持ったのも、コスモスイニシアが発端だ。同社の採用スタンスとコーチングは、親和性が高かった。「この人はどういう人間なのか」と徹底的に好奇心を持ち、相手を理解し尽くすまで向き合う。その道を深く探求するため、コーチングを始めた。

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また、石川の「生きると働くが面白い社会をつくりたい」という思いには、コスモスイニシアの企業理念に対する強い共鳴がある。

「コスモスイニシアが大切にしているのは、価値創造。価値創造とは、社会が向かう方向やお客さまが求める潜在的なニーズにいち早く気づき、サービスやソリューションとして形にすることで『Wow!』(サプライズ)を生むことです。相手の中には全くなかったアイデア、これまでと少し違ったサービスを実現し、あっと驚くような価値をつくること。それはコーチングでも同じ。僕は、自分と関わった人の世界の見え方が変わり、人生や働くが面白くなることを応援したいんです」

石川と同様、やりたいことが明確にある従業員は多い。その理由を「みんな、ある種のコンプレックスを持っているからじゃないかな」と分析する。

「自信があるように見えて、根っこには強いコンプレックスがある。だからこそ、なりたい姿ができて、そのゴールに近づく『やりたいこと』を人生通して実現させていく。僕は、人からどう見られるかにすごく敏感です。だからお客さまのニーズに気づける。臆病ですぐ逃げ出したくなるからこそ、人前で宣言し、自分を奮い立たせるんです」

石川は、コーチングと人事コンサルティングを副業で始動した。コスモスイニシアでは会社の価値観を言語化したMission(会社の存在意義)/ Vision(目指す姿)/ Values(行動指針)の策定に関わるなど、以前より一層経営に近い立ち位置で人事の仕事を全うする。

夢へ歩みを進めながら、コスモスイニシアの中核を担う人材になっている。

コスモスイニシアの“働く”を日本一、面白くする


一方で、疑問が浮かぶ。

なぜ、石川はコスモスイニシアにい続けるのだろうか?

やりたいことが明確にあり、仕事での実績やコーチングのスキルもある。独立するだけの実力もあるだろう。この問いを、率直に石川にぶつけてみた。

「僕は所属しているというよりもコスモスイニシアというプロジェクトに参加しながら、コーチングやコンサルティングもやっている感覚なんです。この会社が、この会社の人が本当に好きだからここにいる。卒業する時はいつかくるかもしれません。でも日本で一番と言えるくらい、コスモスイニシアの“働くを面白くする”までは、尽力するつもりです」

個人が躍動し、周囲は放任せず応援し、会社は大きく飛躍する。その影響が、個人に成長と深い気づきをもたらす。

模範的な相互影響を支えるのは、コスモスイニシアの「人と徹底的に向き合う文化」ではないだろうか。受け継がれてきた文化は、個人のさらなる喜びと、まだ見ぬ価値創造をもたらすに違いない。

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