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例えば、「平等:女性たちの農の学びを支えて平等な社会を!」というプロジェクトでは、コーヒーの1大生産地であるブラジルのコーヒー農家との取り組みが進んでいる。

ブラジルのコーヒー農園の女性農業従事者は、 適切な教育を受ける機会が不足していたり、女性の社会進出を拒むような状況があったりすることが原因で、多くが単純労働に従事させられている。 そのため男性に比べて1週間あたり約7.5時間も労働時間が長いにもかかわらず、30%賃金が低いという実情がある。imperfectが携わるプロジェクト「Café de Lasカフェ・デラス」は、このようなブラジルの環境においても、農園を自ら持って経営したいという目標を持つ女性を支援する取り組みだ。 


「シグネチャー・ブレンド」には「Café de Las」で生産された豆が含まれる(写真=imperfect表参道提供)

「imperfect表参道」で販売されている「シグネチャー・ブレンド」は、「Café de Las」で生産された豆をベースに、グアテマラ、ルワンダ、インドネシア産のシングルオリジンの豆をブレンド。ナッツのようなまろやかさで、深みの中にも優しさのある美味しさが特徴だ。

imperfect PR事務局の担当者によれば、「投票」に参加された顧客からは好意的なコメントが寄せられているという。「味が美味しいだけでなく、それが社会貢献へと繋がっているとわかると購入意識も高まる。このようなコンセプトのお店が広がっていってほしい」といった声も少なくない。

imperfectマーケティング部長の佐伯美紗子氏は、願いをこう語った。

「コーヒー産業は従事者が多く、また貧困や人権、環境等の社会課題が山積している産業の一つと言われています。1人1人の消費者が、コーヒーの裏側にある社会課題を知り、『社会課題の解決につながる取組みを通じて生産されたコーヒー豆』を選択をすることが、多くの産業従事者の生活環境や、地球環境の改善などにつながると、わたしたちは信じています。今日の「コーヒーの日」が、コーヒーの選択を見直すきっかけになれば嬉しいです」

「国際コーヒーの日」のきっかけに、「おいしい」だけではなく、サステナブルな社会に貢献できるような楽しみ方を実践してみるのはいかがだろうか。

文=渡邊雄介

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