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ネットツールの活用は、「ダメならやめればいいや」精神で


本来SNSはプライベート用で、仕事は持ち込まないようにしていたんです。たとえばフェイスブックは海外の友達と交流するためだけにやっていたんですが、つながりが増えるにつれ友達にも仕事関係の人が出てくるようになり、その人たちから仕事の依頼をいただいて、仕事をしたらSNSでの宣伝依頼がきて……という感じで、だんだん仕事でも使うようになってしまいました(笑)。

ツイッターも体づくりや健康のための情報を発信するだけだったのですが、電子書籍を出しました、POD書籍を出しました、というようなこともつぶやくようになってきました。発信できる文字数が限られていることで、できるだけ凝縮した内容で情報を伝えることになるので、宣伝にはすごく効果的だと思っています。受け取る方も気楽に読めますし。

SNSで不特定多数に本の情報を拡散させたいという気持ちはそんなにありません。本を売ることは目的のひとつではありますが、まずは自分の友だちや知り合いなど、近しい人に情報を伝えたい、読んで欲しいという気持ちが先にあります。自分の交友関係を大事にするために、こういったツールを使っている感じです。

あとSNSでは「本を出しました」という告知を何度も書くとしつこくて嫌がられてしまうので、1回書いておしまいです。必死さが見えてしまうとダメなのかもしれないですね。

ネットの活用ということでいえば、個人でオンラインサロンを運営したり、企業からの依頼ではユーチューブもやっています。こちらはチャンネル登録数は22万人くらいになっています。

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言われてみれば結構新しいことに挑戦しているのかなと思うんですけど、自分の中では全然そういう意識はないんです。ネットサーフィンとかしていて面白そうなものを見つけると、自分もやってみようかなくらいの気楽な感じなので、ハードルの高さも感じていないです。ダメだったらやめればいいや、くらいの気持ちで参入して、やりながら覚えていく感じです。

SNSやユーチューブは発信した瞬間は強く訴えられるんですけど、その時だけですね。本は手元に置いていつでも確認でき、ずっと残るものですから、情報の価値は本のほうが重いと考えています。

知識欲の増加。自分自身のアップデートも向上


本を書いたことによって、自分自身の勉強の能力というか、知識欲が増えてきています。自分自身のアップデートの頻度が高くなったと思います。もっと書きたくなりますね。

以前は1回本にまとめたものについてはそれで十分かなと思っていたんですけども、例えば栄養素にしても、毎日のように情報がアップデートされるので、これまでに出版したものをさらにより良いものにしたい、もっと新しいものを出したいという気持ちが出てきています。

読者の方からは、これまで他の方のトレーニング理論や栄養理論を実践していた人が、私の本を読むことによって考えが変わったというフィードバックを結構いただきました。自分の考えている理論が浸透してきているなと感じます。

写真提供=ガジェット通信(構成=石井節子)

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