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左)ジェニファー・プリツカー(Vince Talotta/Toronto Star via Getty Images)

米国で最も裕福な一族の一つとして知られる、プリツカー家の大富豪ジェニファー・プリツカーが先月、民主党のジョー・バイデンの選挙キャンペーンに2000ドルを寄付していたことが連邦選挙委員会(FEC)への提出書類で明らかになった。

2000ドルという金額はビリオネアにとってはわずかなものだが、4年前にドナルド・トランプ支持を宣言した彼女は、累計25万ドル以上をトランプ陣営に寄付していた。

ジェニファー・プリツカーは、ハイアットホテルを創業したプリツカー家の出身で、陸軍の中佐を務めた後にリタイアした世界でも稀な、トランスジェンダーのビリオネアとして知られている。

彼女は2016年の大統領選挙ではトランプを支持したが、2017年にトランプがトランスジェンダーの米軍への入隊禁止をツイッターで宣言した直後に、反トランプに転向していた。

2017年7月にジェニファーは、シカゴ・サンタイムズに寄せた文章で、大統領の発言が配慮を欠いていると述べた。「トランプ大統領の発言は、我たちの軍隊を傷つけ、米国民の権利を脅かしている。彼は大統領としてやるべきことを全くおろそかにしている」と、彼女はトランプを批判した。

ジェニファーは昨年、ワシントン・ポストに寄稿した記事でも、大統領や共和党のLGBTQコミュニティに対する姿勢を批判していた。「共和党は私に、2020年の大統領選挙に向けて巨額の寄付を求めてきたが、一体なぜ私の夢を破壊した連中に寄付をしなければならないのだろう」と彼女は書いていた。

ジェニファー・プリツカーはまた、リバタリアン党のジョー・ジョーゲンセン候補にも2000ドルと、リバタリアン全国委員会に2万7000ドルを寄付している。彼女のいとこで、オバマ政権で商務長官を務めたペニー・プリツカーも、バイデンのために少なくとも1回は資金集めを主催したことがある。

また、別のいとこのジョン・プリツカーは今年、バイデン陣営のスーパーPACに少なくとも65万ドルを寄付している。

ジェニファーは昨年、インディアナ州サウスベンド市長のピート・ブティジェッジのキャンペーンにも1000ドルを寄付していた。彼女が11月の大統領選挙前に、バイデンにさらなる寄付を行うかどうかは定かではない。彼女の広報担当者は、この件に関するコメント要請に応じていない。

編集=上田裕資

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