トランプの「政権交代拒否」姿勢を非難せず? 黙する共和党議員ら

Peter Zay/Anadolu Agency via Getty Images


バイデンは記者会見でのトランプの発言について意見を求められ、「ここはどこの国だろう?」「彼は最も筋の通らないことを言っている。言葉が見つからない」と答えている。

トランプは19日に行った集会での演説でも、バイデンが大統領に就任することを妨げるための「大統領命令に署名する」可能性があると発言した。それ以前にも、「選挙結果を受け入れるか」との質問に対して曖昧な返答を繰り返している。

7月に出演したFoxニュースの番組でも、約束することを拒否。「見てみる必要がある…ただ単に“イエス”と言うつもりはない」とコメント。2016年の大統領選では、自分が勝利した場合の結果しか受け入れないと述べていた。

「投票をやめればいい」?


トランプは23日の記者会見で、「11月の選挙後、平和的な政権交代を今ここで約束するか」と尋ねられ、「何が起きるか、見てみなければならないだろう…私はこれまで、投票について非常に強く不満を表明してきた。投票はひどい有様になる」と答えた。さらに、郵便投票については次のようにも発言した。

「投票をやめればいい。そうすれば非常に平和的になる──率直に言って、政権の移行はないだろう」「(政権は)継続されることになる」

編集=木内涼子

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