ザ・ボックスは、アート作品や文化遺産を集めた多目的空間で、2020年に英国でオープンする中でも最大規模の施設。元々は別の施設であったプリマス市立博物館&美術館、プリマス中央図書館、聖ルカ教会の3つを結合させ、13のギャラリーと展示スペースを設けた全く新しい施設へと生まれ変わった。
英国プリマスにオープンする、ザ・ボックスの外観(Finnbarr Webster/Getty Images)
一般公開に先んじて、9月25日から27日には地元住民向けのプレビューを開催。コロナ対策として、衛生管理やソーシャルディスタンシング、人数制限などを行っていくという。
こけら落としとして、以下3つの企画展が開催される。
「Mayflower 400: Legend and Legacy (メイフラワー400: 伝説と伝承)」
2020年は、ビルグリム・ファーザーズがプリマスから新大陸に渡った1620年から400年の節目の年。同展では、その渡航に使われたメイフラワー号やその歴史に関わる300点以上の作品を公開する。
「Mayflower 400: Legend and Legacy 」(Finnbarr Webster/Getty Images)
「Making It」
世界的に活躍するアーティスト、アントニー・ゴームリー(英)、レオノール・アントゥネス(ポルトガル)、アレクサンドル・ダ・クンハ(ブラジル)ら6人の作品を展示。
「Kehinde Wiley: Ship of Fools」
プリマス大学、ロイヤルミュージアムグリニッジと提携し、米国のアーティスト、ケヒンデ・ウィレイによる映像作品を公開。