今年も「デザインまみれ」の12日間がはじまる。デザイナート東京2020

東京の主要12の広範囲なエリアで実施される/写真:「日本列島のベンチ」鈴木康広


●新たな視点で探求する、デザインとアートの在り方


デザインとアートのあり方

MetamorFood⁄Tokyo Zokei University, Sakai RG メタモルフード展/東京造形大学ID専攻領域酒井ゼミナール
会場:渋谷パルコ1階カミングスーン(左)

エル・ブリ以降、食とデザインの距離は急速に縮まったが食べ物自体にデザイナーが関わることはまだ稀だ。酒井ゼミでは、7名の学生と食べ物を「変身」させる授業を行っている。Ode 生井祐介シェフ、INFINI金井史章シェフパティシエ、オランダの3DフードプリンターメーカーbyFlowの協力をいただき具現化。〈展示販売・トークショーを開催予定〉

daisy* ⁄ Masato Inagaki デイジー⁄ 稲垣匡人
会場:渋谷ヒカリエクリエイティブスペース8 ⁄(ハチ)(右)

渋谷ヒカリエクリエイティブスペース8/でdaisy* のデジタルアートの展示を行う。コロナ禍以降、我々の生活は急速に変化せざるを得ない状況にある。ますますリアルとサイバー世界の境界が曖昧になり常識や価値観は強制的に変化していくことだろう。それによりアートの文脈や表現も大きく変わると考え、デジタルを素材とした作品により人間があるべきリアルとバーチャルの混在した世界を模索した展示を行う。

●ストアデザインのいまとこれから


UNIQLO TOKYO at LifeWear SQUARE HERZOG & DE MEURON ヘルツォーク・アンド・ド・ムーロン

ストアデザインのこれから

1984 年に建てられた商業施設の一部を改修して誕生したUNIQLO TOKYO。そのリニューアルを手がけたのがスイスの建築設計事務所、ヘルツォーク・アンド・ド・ムーロン。既存の建物の躯体がむき出しの状態で残された店舗は装飾を徹底的に削ぎ落とし、機能のなかに本質を追求しながら、究極の普段着を目指すユニクロの“LifeWear”の概念にも通じる。LifeWear SQUARE は、ユニクロの服「LifeWear」の本質的な価値を発信する空間だ。今回は、DESIGNART TOKYO 2020の期間に合わせ、クリエイターのplaplax(プラプラックス)とユニクロがコラボレーションし、楽しい展示作品を披露。
(出展期間中は新作を展示予定)


●デジタル・オンラインコンテンツを開催以来最大限に強化

オンラインエキシビションを初開催


オンラインエキシビジョンの例

DESIGNART TOKYO 2020は、フィジカルのみならずオンラインで作品やアーティストに触れることが出来るデザイン&アートフェスティバルとして、コミュニケーションの可能性を広げる。オンラインで作品説明や購入も可能な、高画質で空間内を3Dウォークスルービューで360°見渡す事が出来るクラウドシステムを、ARCHI HATCHの徳永雄太氏のディレクションにより導入。作品と観客の距離を縮め、様々な交流を生み出す。その他、開催前に出展者のプレゼンテーションをご覧いただける動画配信や、オンライン参加可能なカンファレンスも企画している。(一部コンテンツ対象)

ARCHI HATCH by Yuta Tokunaga(徳永雄太)
世界初の建築模型に特化した建築倉庫ミュージアムを生み出し初代館長を務めたのち、今年5月、建築や美術展、パブリックアートなどの3Dアーカイブのオープンソースプラットフォーム「ARCHI-BANK」「ARCHI-CLE」をロンチ。Matterportの撮影も2017年から経験があり、国内外で撮影活動の傍ら数々のアートプロジェクトにも参加。昨今では広島平和記念資料館の3D Portrait Museumを制作した「FUTURE MEMORY」や隈研吾建築を舞台にしたEZUMIIの「3D Portrait Show」などを、また、アジア各地で建築ミュージアムの展示企画も手掛ける。

デジタルガイドブックも発行

デジタルガイドブックを発行(右)印刷版ガイドブックに加え、オンラインで閲覧可能なデジタル版が登場。パソコンやスマートフォン、タブレット端末などの様々なデバイスで読むことができるオンラインサービスだ。フェスティバル公式サイトから閲覧可能。プレゼンテーション動画の配信(左)作品や会場について自由にプレゼンテーション出来る動画を公式YouTubeで公開。オフィシャルSNSなどでも配信します。その他公式サイトに「BUY」ボタンを通して作品購入ページへのリンクを設置。展示作品の販売の強化します。また、両フィジカル・オンライン開催のイベントを公式サイトの特設ページで紹介します。

OFFICIALE-BIKE/オフィシャルe-バイクに今話題のVanMoof(バンムーフ)が登場



オフィシャルe-bikeも登場
Mariya Suzuki(右)_カリフォルニア州ロングビーチでイラストレーションを学び、東京をベースに活動中。本や雑誌、広告やウェブなど、幅広くイラストを提供。ソーシャルディスタンスが新基準となった今年は、オフィシャルバイクにバンムーフが登場。e-バイクはもはや「健康的で、安全な移動手段」の選択肢の1つとなっている。特徴的なデザインのVanMoof《S3》&《X3》を、インフォメーションセンターであるワールド北青山ビル前に展示致。また、原宿にあるVanMoofブランドストア東京では、Mariya Suzukiの描く「東京のまち」を展示。 

●2020年11月上旬に販売開始予定のペリエ ジュエ エコロジカル ボックスをインフォメーションセンターにて展示(下写真左)


ペリエの展示も

サステイナブルが重視される昨今、ペリエ ジュエはギフトとして贈られることが多いシャンパーニュに欠かせないギフトボックスを環境に配慮した、100%再生可能なエコ素材で作られたものへと切り替えた。今回、インフォメーションセンターであるワールド北青山ビルにて時代の移り変わりを背景にパッケージを新たにしたペリエ ジュエ エコロジカル ボックスを一足早くお披露目。

●アート・コミュニケーションプラットフォーム

「ArtSticker」が「DESIGNART TOKYO 2020」の公式アプリに(上写真右)

ArtStickerではフューチャーした作品のバックストーリー音声ガイドで視聴しながら作品を体験したり、各地域に点在する作品をエリアごとに絞り込んだMAP情報や、事前予約のチケット購入にて閲覧できる。



DESIGNART TOKYO 2020 開催概要


■エリア:表参道・外苑前/原宿・明治神宮前/渋谷・恵比寿/代官山・中目黒/六本木/新宿/銀座
■主催:DESIGNART TOKYO 実行委員会
■発起人:青木昭夫(MIRU DESIGN)、川上シュン(artless)、小池博史(NON-GRID・IMG SRC)、永田宙郷(TIMELESS)、アストリッド・クライン(Klein Dythamarchitecture)、マーク・ダイサム(Klein Dythamarchitecture)

名称:DESIGNART TOKYO 2020 (デザイナート・トーキョー 2020)
会期:2020年10月23日(金)~11月3日(火・祝)プレスデー:2020年10月22日(木)
オフィシャルWEBサイトはこちら
※新型コロナウィルスの影響により、一部内容に変更が発生する可能性がございます。 

DESIGNART TOKYO 実行委員会


デザイナートのロゴ
107–0062 東京都港区南青山 2–15–19 フジハイツ402
TEL 03–6804–3819

取材・掲載のお問い合わせ:press2020@designart.jp
イベントに関するお問い合わせ:info@designart.jp

PR TIMESより

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