ミーティングなしの1週間を送るべき理由

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会議をしない1週間は、新たなアイデアを編み出し、それを導入することに費やそう。学習や数字の分析、プロセスの改善、計画の作成とその実施などに取り組み、他の人が仕事に取り組めるようにしつつ自分自身の生産性を最大限引き出すこと。ズームアウトし、自分が最も得意な分野で全体図を見ること。会議をしない1週間が終わったときには多くの成果が出ているようにし、その後は会議を減らすようにする。これは長期的に実行すべきものかもしれない。

やることリストを作る代わりにやったことリストを作ろう。やり終えたことをやった後に全て書き出せば、他者の仕事に合わせて働かなかったために非常に仕事が進んだことに驚くだろう。

会議を断る


会議をしない1週間を過ごすようにすることで、簡単に断れるようになる。電子メールの署名に「申し訳ありませんが、今週は会議を入れていません。会議をすることなくこの件を進めるにはどうすればよいでしょうか?」と入れてもよい。断固として自分の立場を曲げないこと。

カレンダーにうっかり出てきた会議招待は断る。待てないものはない。あなたの見識がなくとも物事を進められるよう周囲の人に権限を与え、こうした人が自分で考えて素晴らしい成果を出すのを見よう。全ての決断にあなたが関与する必要はない。ボトルネックがあなたであれば、始まる前から成長が阻害されている。

これを実行するための言い訳を探している場合、実際に行動に移してどうなるか試してみよう。そのためには、並はずれた存在にならなければならない。自分の周囲にいる人が、あなたが会議にいないということは素晴らしい仕事をしていることを意味するのだと思うようにしなければならない。長期的に実現する方法は、これしかない。時間を非効率的に使っていれば、今まで以上に会議に呼ばれるようになるだろう。

会議を開くことは楽な選択肢だ。未来のある時点まで何かについて議論することを遅らせることができるし、自分を忙しく見せる楽な方法だからだ。電子メールで決められるようなことを巡って長々と議論することになるため、会議が必要なことはほとんどない。会議に意味がなくマイクロマネジメントになっている場合と正当な理由がある場合を見極め、前者の場合には会議を避けるようにしよう。

翻訳・編集=出田静

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