Series 6とSEどちらを買うべきか? 最新Apple Watchハンズオン

2020年最新のApple Watchは2つのモデルが発売された。右が「Apple Watch Series 6」、左が「Apple Watch SE」


国内の通信キャリアではKDDIが9月17日から、iPhoneとApple Watchで個別の電話番号を持たせて音声通話やデータ通信を可能にする「ウォッチナンバー」を月額350円で提供開始した。


「ファミリー共有設定」では1台のiPhoneに家族のApple Watchを複数台ペアリングして互いに通信や位置情報の共有などが利用できる

まだ筆者はこのサービスを試せていないため、あるいは安価に利用できるiPhone SEを家族に持たせる方が良いのではないかと思ってしまう。ただ、一日中身に着けて使うウェアラブルデバイスだからこそ、Apple Watchで記録した睡眠やフィットネスのデータを家族にシェアしやすいとも言えるだろう。初めての家族に持たせるならApple Watch SEが最適だ。


バックルや留め具のないソロループシリーズのバンドが登場。写真は極細のシリコン糸を編み込んだ「ブレイデッドソロループ」

Apple Watch Series 6には、アップルが独自に開発した空間認識のための超広帯域無線チップ「U1」が搭載されている。実は現時点でこのチップが果たす役割が明らかになっていない。

iPhone 11シリーズが初めて採用したU1チップは、近くにあるU1チップ搭載のiPhoneを検知して位置関係を正確に把握、AirDropによるファイル共有をスムーズにするために使われている。あるいは今後新たに発表されるデバイスやサービスと連係して、Apple Watchでさらに面白いことができるようになるのだろうか。筆者は取りあえずSeries 6を買って楽しみに待とうと思う。

文・写真=山本 敦

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